コンサル経験者が語る、ビジネスマンが持っておきたいスキル10選!

2020年3月16日

この記事では

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  • ビジネスマンが持っておきたいスキルって何?
  • 優秀なビジネスマンになるにはどのようなスキルが必要か?

という疑問に答えます。

この記事は、私が実際に経営コンサルティング会社で働いた経験を元に、ビジネスマンとして持っておきたいスキルを10個紹介します。

 

私は市役所職員として3年働いた後、コンサルティング会社に転職しました。
そこで経験したコンサルティング会社での仕事の仕方やマインドは、市役所とは比べ物にならない、ハイレベルなものでした。

ほとんどの企業で、ここまでハイレベルなスキルは求められていないのが現状です。

その中で、この記事の10個のスキルを身につけることで、周りの社会人とは明らかな差がつくでしょう。

 

本記事の内容
  • ビジネスマンとして持っておくべきスキルがわかる
  • 優秀なビジネスマンになるために必要なスキルがわかる

このスキルを身につけ、会社での昇進・給料アップ・市場価値の向上・他社からの引き抜き、等の良い結果を掴んでください。

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ビジネススキル1:即レス

白い木製のテーブルにラップトップを使用している人

持っておくべきビジネススキルの1つ目は「即レス」です。

「即レス」とは、相手からされた質問や依頼事項を、一瞬で、即、返すことです。

これによって、上司や仕事相手から信頼され、あの人はすぐ対応してくれるという信頼感・高評価に繋がります。

残念ながら、現状ほとんどの社会人は「即レス」ができていません。

例えば、

  • メールを送っても全然返って来ない
  • 質問したのに「後で回答する」と言ったきり全然返って来ない

などの経験あるのではないでしょうか。

その中で、「即レス」をすることで、とても貴重な存在になることができます。

こんなことを言うと、

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そんな全ての仕事を、全部一瞬で終わらせるわけないでしょ

と思う人もいると思いますが、もちろんそうです。

「即レス」と言っても、全ての仕事を即終わらせて、即返せ!という鬼軍曹的なことを言っている訳ではありません

「即レス」をすべき仕事は決まっており、それは下記のような仕事です。

  • 510分程度ですぐ終わる仕事(例:メール送信・返信など)
  • 誰かに何かを質問・確認する(例:あれって~だっけ?って聞くだけ)
  • 誰かに仕事を依頼する(例:~やっといて、と言うだけ)
  • 書類を渡す・提出する(例:書類を渡して、これお願いします、と言うだけ)

これらの仕事は、全てやろうと思えばすぐ終わる仕事です。

ですが、ほとんどの社会人は、

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  • まぁ後でいいや
  • 話すのだるいから後にしよう
  • 今資料作成で忙しいから後でいいや

など、何かの理由をつけてそれをしません。

そこを意識的に行っていくのが「即レス」であり、それがとても重要です。

資料作成や考える系の仕事など、重要な仕事で時間のかかる仕事等は、メール返信など即レスすべき仕事を終わらせている状態で取り掛かるべきです。

 

なぜなら、資料作成よりも即レスすべき仕事を優先したとしても一瞬で終わるため、資料作成はそこまで遅れません

しかし、即レスすべき仕事を放置して資料作成した場合、資料作成にかかる時間だけ、その仕事が遅れることになります。

これはあなたの評価を下げ、仕事が遅い人、というレッテルを貼られてしまう可能性があります。

取りかかればすぐに終わる仕事は、「即レス」で一瞬で終わらせる。

とても重要なので、明日から意識してみてください。

ビジネススキル2:段階的な報連相

茶色の木製のテーブルに紙に書く二人

持っておくべきビジネススキルの2つ目は、「段階的な報連相」です。

社会人には報連相というのは有名ですが、優秀なビジネスマンには、よりハイレベルな報連相が必要となります。

これをすることにより、信頼感が生まれ、あいつには仕事を任せても大丈夫だと思ってもらえるようになります。

通常の報連相は、例えば

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  • ~やっといて
  • ~の資料作っておいて

と言われたことに対して、

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  • ~できました!
  • これってこれで良いですか?

のように、依頼されたことに対して、

  • わからないところの相談
  • 完了の報告

をするのが一般的ですよね。

これに加えて、ハイレベルな報連相とは、

仕事を依頼されたその場で、

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この資料のイメージは~という感じですか

とイメージを確認する。

また、依頼されてから何日か経過する仕事の場合、1日おきに

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~の件、〇〇は完了して、残は✕✕です

と進捗を報告する、などです。

つまり、

CHECK
  • アウトプットイメージをすり合わせ、最短距離で完了できるようにする
  • 段階的に進捗を報告して上司が状況を把握できるようにする

を意識するということです。

ビジネススキル3:QCDを意識する

MacBook Proを使用している人

持っておくべきビジネススキルの3つ目は「QCDを意識する」です。

QCDとは、

  • Quality(品質)
  • Cost(コスト)
  • Delivery(納期)

の略語です。

つまり、どれだけ良いものを、どれだけ安く、どれだけのスピードで届けられるのか、ということ。

QCDは全て高い水準にすべきなのですが、ここで言いたいことは優先順位についてです。

優秀なビジネスマンはどんな仕事においても、QCDの優先順位を意識すべきです。

QCDは仕事によって優先順位が異なっています。

Quality(質)を優先すべき仕事があれば、状況によって、Delivery(速さ)が最重要の場合もありますよね。

これを全ての仕事で明確にすることで、仕事の無駄を省くことができます。

例えば、上司が

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・とにかく早く仕上げてほしい
・質はそこまでこだわっていない

という場合に、

時間をかけて高品質なものを作っていては、

間に合わなくなってしまう可能性があったり、間に合ったとしても無駄な労力を割いてしまうことになります。

仕事をする際は、QCDを明確にし、自分で判断できない場合は、上司とそこについてすり合わせるべきです。

ビジネススキル4:プロ意識を持つ

ネクタイを緩める黒いスーツを着た男

持っておくべきビジネススキル4つ目は「プロ意識を持つ」です。

優秀なビジネスマンは、どんな状況でもプロ意識を持つべきです。

プロ意識とは、ミスなく、確実に、仕事を高品質で完了させるんだ!という姿勢です。

根性論的にはなりますが、全ての仕事にプロ意識を持つことで、あなたの仕事の成果は確実に向上します。

ほとんどの社会人はここまでの意識で仕事に望んでいません。

  • ミスを無くすためにはどうすべきか。
  • もっと早く仕事を終わらせるためにはどうすべきか。
  • もっと高品質な成果を出すにはどうすべきか。

これらを妥協なく考えることで、成果は上がり、結果的に、あなたに対する評価はうなぎのぼりになるでしょう。

ビジネススキル5:相手の期待を上回るという意識

会議で話している男性

持っておくべきビジネススキルの5つ目は、「相手の期待を上回るという意識」です。

全ての仕事において、「相手の期待を上回る仕事をしよう」という考えをもちましょう。

仕事を終らせるスピード、アウトプットの品質など、何でも良いですが、良いことで相手の期待を上回ろうと意識することで、仕事の成果は格段に向上します。

 

相手の期待を上回ることで、相手に感動を与えることができます。

それにより、あなたに対する評価は格段に向上します。

これは、初めて仕事をする時や、まだ日が浅いときほど、より強く意識すべきです。

なぜなら、相手に初めに与えた印象は、その後も長期間継続するためです。

自分への評価がまだ構築されていない初めの内ほど、相手の期待を上回ることを意識しましょう。

ビジネススキル6:巻き取りの意識

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持っておくべきビジネススキルの6つ目は、「巻き取りの意識」です。

巻き取りの意識とは、あなたが上司や仕事相手の仕事をかわりにやってしまう、ということです。

仕事相手の仕事を巻き取ることは場合によってはNGの時もありますので、ケースバイケースですが、

CHECK

上司の仕事は積極的に巻き取りにいくべきです。

上司の仕事を巻き取ることで、上司が別の仕事をする事ができるようになります。
二人の合計の仕事量は増加します。

そして、それはそのまま、あなたへの評価に繋がります。

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その仕事、私がやりましょうか?

と確認されたら、

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この子は仕事できるなぁ

となりますよね。

ビジネススキル7:主体的に推進する

階段の近くに立っている人

持っておくべきビジネススキルの7つ目は、「主体的に推進する」です。

仕事を主体的に推進するということは、自分がその仕事を主として完了させる、ということです。

つまり、自分がその仕事が完了するまでのスケジュールを考え、そのスケジュール通りに仕事が終わるように進めるということです。

自分に任された仕事を、自分が責任を持って完了する、ということは当たり前です。

さらに、依頼されたその先まで主体的に考えることができると、他の社会人と差別化することができます。

例えば、

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~やっといて

と依頼された際、依頼されたタスクが完了したら終わりだと考えるのが、普通の社会人ですが、

  • その依頼された仕事は何の目的なのか
  • その仕事の後続タスクは何なのか
  • 本当の完了はどこなのか

というところまで考え、

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  • 次は~ですよね、やっておきましょうか?
  • 最後の完了までやりましょうか?

と声をかけるのが、優秀なビジネスマンということです。

ビジネススキル8:先回り思考

茶色の革のバッグを持って歩く人

持っておくべきビジネススキルの8つ目は、「先回り思考」です。

先回り思考とは、上司や仕事相手が求めていることを察知し、先にそれを終わらせておくことや、依頼される前に提案することです。

これはどのようなシチュエーションでも使えることなので、常に相手が求めていることは何か、と考えておくことが重要となります。

これをすることで、相手が依頼をする前に、仕事を完了させておくことができるため、手間が省け、仕事がかなり早く進みます。

さらに、相手に感動を与え、自分の評価が格段に上がります。

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次〇〇が必要ですよね、もう作ってありますよ。

等と言われると、

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こいつ、すげぇ!!

ってなりますよね。

これにより相手に感動を与えることができ、あなたへの評価は格段に上昇するでしょう。

ビジネススキル9:仕事相手との人間関係を良好にする

テーブルの横の椅子に座っている3人の男性

持っておくべきビジネススキルの9つ目は、「仕事相手との人間関係を良好にする」です。

上司や仕事相手との人間関係は、仕事をスムーズに進める上でとても重要となります。

CHECK

仕事で周りの人々に気に入られ、良好な人間関係を構築することも、仕事の一環と捉えましょう。

 

良好な人間関係を構築していることで、仕事のスピードは格段に向上します。

自分と相手のお互いが、余計なエネルギーを使うことなく仕事を楽に進めることができます。

また、この良好な人間関係を構築する範囲は、限りなく広くしておくべきです。

同じ部署の人や、よく絡む人だけと関係を構築するのではなく、
別のフロアーの人や、喫煙所であった人まで、すべての人と関係を構築するようにしましょう。

それによって、その時は予想していない仕事が、その後舞い込んできたり、頼りにされたりすることに繋がります。

会社で昇進する人は、休憩時間に多くの人に囲まれている人だ、という統計に基づいたデータがあります。

それくらい、仕事でも人間関係は重要な要素ですので、抑えておいてください。

ビジネススキル10:ショートカットキーを駆使する

ラップトップを使用している人

持っておくべきビジネススキルの10つ目は、「ショートカットキーを駆使する」です。

つまり、最後は、ドキュメンテーションに関することです。

優秀なビジネスマンは、資料作成においても、早く・質が高いです。

ショートカットキーを活用することで、作業を早く進められるため、提出までの時間に余裕ができ、結果、質を高めることにも繋がります。

ExcelやWord、PowerpointなどのOfficeソフトはもちろん、Windowsの基本操作まで、至る所にショートカットキーは存在します。

 

多くの社会人は、ショートカットキーを使いこなせていません。

コンサルティング業界では、多くの人が、マウスを使うことなくPCを操作しています。

それは、マウスを使うよりも、ショートカットキーと、少しのタッチパッドを使ったほうが、作業が早いからです。

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覚えるのが大変そう

と思うかも知れませんが、覚えるのは最初だけで、何回も使っている内に当たり前になります。

それも、全てのショートカットキーを覚えるのではなく、よく使うコマンドだけを覚えれば良いので、思っているよりも、大変ではないのです。

自分がよく行っている動作があれば、たいていショートカットキーは存在しますので、これを期に調べてみてください。

ビジネスマンが持っておきたいスキル10選!のまとめ

今回紹介したスキルで実践できているものはありましたでしょうか。

また、あなたの周りの会社員の方々はできているでしょうか。

周りの会社員ができていない場合、それはチャンスです。

 

あなたがこれらを身につけることで、差別化し、上司から高評価を得ることができます。

一気に10つ実践するのは大変なので、1ヶ月に1つなどのペースで、少しづつ習得していくのも良いと思います。

これを見て「そうなんだ~」と思うだけではなく、実際に実践してみることが最重要です。

これを実践し継続することで、確実に周りからの評価は変化し、それはあなたの人生に変化をもたらします。

是非、実践してみてください。

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  • もっと詳しく教えて欲しい

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2020年3月16日

Posted by ぺりそん