親や年上はなぜ敬うべきなの?儒教のルーツと結局どうすべきかを解説!

2018年12月11日

この記事では

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  • なんで親の言うことは聞かないといけないんだ?
  • 儒教における年上の考え方って?
  • 日本人が年上を敬うのはなぜ?

という疑問を解消します。

日本では、多くの人が「親・年上の人は敬うべきであり、言うことは聞くべきだ」という教育を受けて育ちます。

その理由やルーツを知っていることで、自分を俯瞰して固定観念にとらわれずに生きることができます。

 

この記事では、年上を敬う理由や日本で儒教が広まったルーツなどをまとめました。また、本当に年上は敬うべきなのか、私なりの考えも話しています。

本記事の内容
  • 儒教における年上の考え方がわかる
  • 日本人が年上を敬う理由がわかる

「年上を敬うべき」のルーツは儒教

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歴史をさかのぼると、日本に儒教が伝わり、世の中でポピュラーな考え方として普及したことから、この考えが根付いたと言われています。

日本儒教が伝わったのは仏教よりも早く、継体天皇の時代の513年、百済より五経博士が渡日して以降のことである。 さらにはこれ以前にも、王仁(わに)が『論語』を持って渡来したという伝承が『古事記』などにあり、概ね5世紀頃には伝来していたものと考えられている。

引用:日本の儒教 – Wikipedia

儒教は約束事や形式や家族を重視する宗教であり、必ず物事や人間関係には上下が有り、それを尊重する事が義務づけられます

よって日本には「年上を敬うべき」という教えが強くあり、親をはじめ、自分よりも年上の人の言うことは聞くべきだ、という思想が一般的になりました。

儒教によるそのような思想は現在の日本でも色濃く残っており、ほとんどの家庭で年上は敬うように教育されていると思います。

ちなみに、キリスト教では、神の下ではみな平等という考え方なので、タテ社会ではなく、ヨコ社会であり個人主義の色が強くなります。

年上の意見を聞くメリット

man and woman holding their daughter

ではここからは、

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本当に年上の人は敬うべきなの?

ということを考えてみます。

実際に年上の意見を聞くことはどのようなメリットがあるのでしょうか。

年上は一般的に年下よりも経験が多く、持っている情報や知識の量も多いです。

よって、それらの知識によって導き出された答えは、年下の出した答えよりも、正確である可能性が高いと言えるでしょう。

 

自分よりも多くの経験や知識がある人は、その経験や知識をかけ合わせて、自分では考えつかないような結論を導き出します。

それは自分では到底たどり着けない領域であることも多くあります。

素人よりも専門家の方がその分野においては正しい答えを出せるのと同じで、

知識が多い人の意見を聞くことには、その点でメリットがあると言えます。

年上の意見を聞く時の注意点

man in white shirt carrying boy

上記の通り、基本的には年上の意見は聞くべきだと思いますが、年上の言うことを無条件で何でも聞けば良いという訳ではありません

もちろん、場合によっては、年上の意見が間違えていることもあります。

テクノロジーの進化や、社会情勢の変化によって、世の中はめまぐるしく変化していっています。

つまり、生きてきた時代によって、得られる経験は違っており、そこから生まれる教訓も違っているということです。

例えば、親に

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会社を簡単にやめてはいけない

と言われたとしたら、それは正しいでしょうか。

これは、戦後日本の経済の推移ですが、

  • 戦後復興期(1945~1954)
  • 高度経済成長期(1955~1973)
  • 安定成長期(1974~1984)
  • バブル景気(1985~1990)→経済がどんどん成長し、会社の規模も右肩上がりの時代
  • バブル崩壊後(1991以降)→景気が悪化し、リストラ等が行われた時代

自分の親世代が生きてきた安定成長期やバブル景気では、終身雇用が進んでおり、経済成長により多くの会社が収益を上げ、給料も上がっていった時代です。

 

その時代では、会社に入ったらやめることなく続けることが大事でした。

つまり、大手の会社に入り、年齢とともに昇進していくことが、給料を上げる最も良い方法と考えられていました。

しかし、今の時代では、大企業の倒産も珍しくありません。

給料や職場環境を改善するために、転職することは当たり前になりつつあります。

 

大企業に入り、やめることなく長年腰を据えるということが必ずしも正解だとは言えない社会になってきています。

このように、経済や会社の話に限ったことではなく、年上が経験した当時よりも現在の状況が変わっている場合があります。

そのような場合は、年上の言っていることが必ずしも正しくない場合があるということです。

結局年上は敬うべきなのか

four people on seashore

では年上の意見について、どのようにとらえるのが最も良いのでしょうか。

それは、

CHECK

「基本的には、年上は敬い意見を聞くけど、その情報が正しいかどうかは自分で判断する。」

です。

年上や自分よりも詳しい人の意見を聞くことはとても有益です。

ですが、その情報を自分の状況に置き換えて、実際に使えるものかどうか、自分で判断する必要があります。

情報の真偽を自分で判断しようとする考えは、情報に溢れるこの現代においてとても重要です。

 

これは年上に言われたことだけに限らず、ネットで見たことや、知り合いから聞いたこと等、すべての情報に当てはまります。

情報が正しいのかどうか、自分にとって有益なのかどうかを、その都度判断すべきです。

そのように考えることで、情報の取捨選択を判断する力が鍛えられます。

また、自分の中の知識どうしが繋がりを持ち、それぞれの知識を関連付けて物事を考えられるようになります。

「親・年上の意見を聞くべきか?」のまとめ

一般的に、自分よりも長い時間を生きてきている年上は、自分の知らない情報や知識をたくさん持っており、自分よりも正しい答えを導くことができます。

ただし、年上の意見を無条件に聞くことは危険だと言えます。

親や年上の意見だからと言って必ずしも正しいわけではないということを忘れずに、自分で情報の真偽を判断する力をつけることが正しい情報を手に入れられる一番の近道になること覚えておきましょう。

他にも生きる上で大切な考えをまとめていますので、ご活用ください。

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2018年12月11日

Posted by ぺりそん