労働者は金持ちになれない~資本主義におけるシンプルな事実~
今回は、労働者は金持ちにはなれないという話をします。
結論としては、
という話です。
ではスタート。
資本主義の構造を振り返る
まず資本主義の構造がどうなっているのかをおさらいしましょう。
資本主義社会の登場人物は以下の3種類
であり、みなさんお分かりの通りほとんどが労働者で経営者は3%です。そしてもっと少数の投資家がいます。
資本主義社会はこのような構造で成り立っています。
そして、それぞれの役割としては
という感じですね。
ざっくり説明すると、
経営者は資本を元に事業を行います。
事業はたくさんの作業が必要になるので、そこに仕事が生まれます。
なので経営者は労働者を雇って仕事をしてもらいます。
その結果、事業から売上や利益が生まれます。
その中から必要な分だけ、労働者に給料を払います。
残りの分を自分のポッケにしまったり、次の事業の資本にしたりします。
経営者は資本がたくさんあればそれだけたくさん事業をすることができるので、投資家から資本を出してもらいます。
投資家は自分が出した資本で事業がうまくいったら、出したお金に+αしてもらって返してもらいます。
これらの登場人物の目的は何かというと、
です。
みんな目的は同じですが、それぞれ異なるポジションにいるということです。
では、それぞれのポジションはどれだけお金が稼げるのでしょうか。
みなさんこれはある程度ご存知だとは思いますが、
ですね。
これはあくまで平均なので人によって差はありますが、だいたいこれくらいのレベルで差があるということです。
世界規模で見ると、世界の富裕層1%が世界の富の4割を保有しているらしいです。
それくらい世界は偏っています。
と思うかもしれませんが、そうはなりません。
なぜ労働者がこれくらいの給料しかもらえないのかは、コチラの記事でご覧ください。
労働者は金持ちになれない
では本題に入ります。
この資本主義社会において、労働者は必要以上の給料はもらうことができません。
つまり、金持ちになるためには
になる必要があります。
この内、投資家は大量の資本を保有した際になれる最終形態なので、まずは経営者です。
経営者がなぜ金持ちになれるかというと、
です。
つまり、先程言ったように労働者は最低限の給与額を支払えば雇用できます。
ですが、売上や利益はうまくいけばいくらでも伸ばすことができます。
ですので、経営者は利益が上がれば上がるほど自分の給料が増えていくということです。
金持ちになるには事業を行うしかない
今回の話の結論は
ということです。
それ以外の方法でいくと、例えば
等があるかもしれませんが、これらはあなたが経営者になれるよりも確率の低いことです。
ではなぜ労働者の皆さんは経営者になろうとしないのか、それは
が大半だと思います。
経営者になるには資本を元に事業をする必要がありますので、もちろんリスクがあります。
ですが、経営者になるチャレンジをして失敗したとしても、また労働者に戻れば良いだけです。
失敗=死ではありません。
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