【僕が実際にやっていた】コンサル1年目の仕事内容は?
この記事では、
- コンサル1年目の仕事内容が知りたい
- コンサル1年目はやっぱりツラい?
- コンサル業界の雰囲気や厳しさはどうだった?
という疑問に答えます。
本記事は、実際に経営コンサルタントとして勤務経験のある著者(ぺりそん)が自身の経験をふまえてお話します。
私は全くの未経験でコンサルティングファームに入社しました。
入社前はほとんど知識もなく、
くらいに思っていました。
今回は、実際にコンサルティングファームで勤務した1年目がどんな感じだったかをまとめました。
コンサル業界への転職をお考えの方や、コンサル業界に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください!
【僕が実際にやっていた】コンサル1年目の仕事内容は?
まず私の場合、第二新卒として4月から入社したので、入社後、新卒採用の方と一緒に1ヶ月の研修期間があり、その後5月からプロジェクトにアサインしました。
私の場合はそのプロジェクトに1年間入り続けていたのですが、人によっては1ヶ月で次のプロジェクトにいく人もいます。
それでは、私の1年目の仕事内容を紹介します。
私の1年目の仕事内容は以下の通り。
これが全てではないですが、主にこれらを1年目に任されていました。
1年目の前半は、上司にやり方を聞きながらOJTのように進めていくイメージで、後半は、プロジェクトのPMOとしてできる範囲のタスクを任されていました。
では、それぞれ内容を詳しくみていきます。
議事録作成
まず議事録作成はコンサルの王道ですので、どこのコンサルティングファームにいっても経験するのではないかと思います。
自分の担当プロジェクトの会議に上司と一緒に参加し、会議中、参加者の発言内容をメモをとり、会議終了後、議事録にまとめて上司に提出する、という仕事内容です。
上司やクライアント企業のセキュリティによって、会議中に録音して良いかどうかが分かれるのですが、録音してはいけない場合、難易度が爆上がりします。
私の場合は、録音しても大丈夫でしたが、提出期限が会議終了後、+会議時間の間に提出ということになっており、そこが厳しかったですね…。
(60分の会議だとしたら、会議終了後60分の間に議事録を完成して提出するということ)
資料作成
主にPowerpointとExcelを使っての資料作成です。
初めのうちは、
と、説明されながらメモ用紙に書かれたドラフトを渡されていましたが、そのうち、口頭での説明だけになり、最後は、
と言われるだけになりました。
その頃になると、プロジェクトの内容も理解しているので作る資料の内容もだいたいわかり、資料の作り方もわかってくるので資料作成できるようになっていました。
表集計
主にExcelで作られた表を集計して、数字を求めたり、そこからわかることを分析したりする仕事です。
基本的に最低限のことしか教えてもらえませんが、Excelの場合、使われている関数は見ればわかるので、自分で調べて徐々に知識を増やしていく、という感じでした。
ミーティングのスケジュール設定
これはミーティングのスケジュール調整をして、会議招集し設定するまでを行う仕事です。
上司から、
と言われるので、参加者の空き時間を確認して候補日程を出し、一番良いところでスケジュールを設定します。
コンサルタントとして関わるクライアント企業の社員は、課長級や部長級と関わることも多いため、スケジュールが全然空いていないことも多々あります。
その場合、
等と、すでに入っている会議を調整したり等、けっこうめんどくさい仕事です。
資産管理
これは、プロジェクトのPMOとしての仕事で、パートナーに貸し出しているPCやモニターなどを管理しておく仕事です。
新しいメンバーがプロジェクトに参画するとなった際に、必要なPC等を確認して、貸し出し部署に申請を行い、実際にメンバーにPCが行き渡るようにすることや、必要なくなったPCを返却したりすることです。
課題管理
ミーティングの中で出たプロジェクトの課題を、Backlog等の課題管理システムに登録したり、課題の進捗状況を確認したりする仕事です。
プロジェクト内容を理解しておかないとできないため、1年目の後半からこの仕事はやっていました。
資料英訳
クライアント企業の役員に送付するための英語資料を作成する仕事です。
すでに作ってある資料を英訳するだけのシンプルなお仕事です。
私は英語が全く話せないので、Google翻訳にかけて、おかしいところを直して作成していました。
どのプロジェクトでも英語を使う場面が出てくる可能性はあるので、今のうちに時間があるなら英語を勉強しておくことをおすすめします。
その他に1年目にやっていたこと
その他には、プロジェクトにアサインして最初の数ヶ月は朝会として、毎朝20分程度のミーティングをやっていました。
内容は、
です。
また、1年間ずっと週報を提出していました。
内容は、
です。
次の日の朝に、それに対する突っ込みが上司からあるので、月曜日はそれでけっこうな時間を取られていました。
コンサル1年目の雰囲気は?
ここからは、コンサル1年目がどんな雰囲気なのかを書いていきます。
もちろん人により個人差があったり、プロジェクトやクライアントで全然違ってきますので、参考にご覧ください。
役職での上下関係が明確
もちろん個人差はありますが、コンサル業界は役職での上下関係が明確です。
ですので、1年目はやはり立場は超低いです。
ですが、若手でも思った意見はどんどん言うべきという文化もあるので、仕事では1年目でもガツガツいくべきだという雰囲気です。
1年目でも結果を出すことが求められる
1年目であっても、言われたことをやっていれば良いという雰囲気は全くありません。
クライアントに対して、自分のできる範囲で結果を出すことが求められます。
また、上司がやっていることを少しでも早く自分ができるようになってその位置を奪ってやろう、という気合を求められます。
当たり前に求められるレベルが高い
1年目であっても、求められるレベルの水準が高いです。
仕事の指示をされる時も、最低限のことしか教えてもらえません。
というスタンスです。
良くも悪くも個人主義みたいなところがあるので、上司が部下の面倒をすべて見るというよりは、上司は上司、部下は部下のタスクを担当する、という感じです。
結果にコミットする
1年目であっても妥協はありません。
進め方が違っていたり、少しのミスがあった際は、それをなあなあで終わらすことはありません。
より良くするためや、再発防止のためにどうすべきかきっちりと考えさせられます。
【僕が実際にやっていた】コンサル1年目の仕事内容は?のまとめ
いかがだったでしょうか。
コンサルタントの1年目の仕事内容は、そこまで珍しいものではなかったのではないでしょうか。
ですが、それぞれ求められるレベルが高いのが他企業と違うところではないのかなと思います。
すでにやったことがあるという方は心配ないですし、
未経験からコンサルに就職する場合であってもできるようになるまで指導してもらえるため、そこまで心配することはないでしょう。
これらの仕事はどこの企業に行ったとしてもする可能性のある仕事です。
それを高いレベルで身につけることができるため、その意味でもコンサルに就職することは意義があります。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
こちらでコンサルになるための記事をまとめていますので、ご活用ください。
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