【元コンサルが教える】コンサルタントがアベイラブル期間にやるべきこととは?アベりやすい人の特徴も解説!
この記事では
- アベイラブルってなに?
- アベイラブルになりやすいコンサルタントの特徴って?
- アベイラブル期間中って何して過ごせば良い?
という疑問を解消します。
適切なアベイラブル期間の過ごし方を知らない状態でアベイラブルに入ってしまうと、ダラダラ無駄な時間を過ごして後で後悔することになってしまいます。
この記事では、アベイラブルになりやすいコンサルタントの特徴と、アベイラブル期間のおすすめの過ごし方をまとめました。
アベイラブルとは
コンサルタントのアベイラブルとは、
ちなみに、 アベイラブル(available) = 利用可能 という意味。
コンサルタントはプロジェクトにアサインされ、そのプロジェクトの一員として勤務していく職業です。
ですが、様々な理由によりプロジェクトに入っていない期間が発生します。
その期間のことをアベイラブル期間といいます。
例えば、
などの理由があるます。
社員からするとアベイラブル期間は基本的に仕事の無い期間となるため、時間の使い方を自分で決めることができる期間です。
しかし、評価基準に「プロジェクトにアサインされていた期間」が設けられているコンサルファームが多いため、アベイラブルによって評価が落ちるというデメリットもあります。
また、会社側からするとその社員で売上を発生させられていないため、できるたけアベイラブルの人は少なくしたいということになります。
アベイラブルになったからといってクビになるということは早々ないですが、本人のスキルや人格の問題でアベイラブルに長期間なっている人は、退職を迫るような空気を感じることがあるようです。
アベイラブル期間は、だいたい1ヶ月~数ヶ月で終わって次のプロジェクトにアサインされるということが多いです。
アベイラブルになるコンサルタントの特徴とは?
アベイラブルになるコンサルタントの特徴は以下の通り。
それぞれ詳しくお話していきます。
スキルの幅が狭い
スキルの幅が狭いコンサルタントはアベイラブルになりやすいです。
その理由は、アサインできるプロジェクトが少ないためです。
プロジェクトに空きが出ても、アサインできるだけのスキルが足りていないため、結局別のコンサルタントがアサインすることになります。
コンサル経験が浅い
コンサル経験が浅いコンサルタントもアベイラブルになりやすいです。
その理由は、プロジェクトを任せられないと判断されてしまうためです。
プロジェクトの難易度にもよりますが、基本的に経験があるコンサルタントを優先してプロジェクトにアサインさせていきます。
その結果、経験が浅いコンサルタントはアベイラブルになることが多いです。
人格に問題がある
人格に問題があると社内で評価されていたり、クライアントからクレームが入ったことのあるようなコンサルタントはアベイラブルになりやすいです。
わざわざクライアントに迷惑をかけるようなコンサルタントをアサインする訳がありません。
このような人は、アベイラブル期間がどんどん長くなる傾向にあります。
入りたいプロジェクトに強い希望がある
入りたいプロジェクトに強い希望がある場合もアベイラブルになりやすいです。
本人の強い希望を上司などに伝えている場合、希望のプロジェクト以外にアサインするとパフォーマンスが落ちるのではと思わせてしまうため、アサインされる優先順位は下がります。
逆に、希望のプロジェクトには優先的にアサインされますが、希望のプロジェクトがない場合はアベイラブルになる可能性が高いです。
社内にコネが無い
社内にコネがないコンサルタントもアベイラブルになりやすいです。
プロジェクトへのアサインは上司や営業担当などが決めているため、顔が知られている方が名前があがりやすいです。
誰にも知られていないコンサルタントは、それだけプロジェクトにアサインする可能性が少なくなっていくということになります。
やる気がない
やる気がないコンサルタントもアベイラブルになりやすいです。
その理由は、アサインに繋がる面談やインタビューの際に評価されず、別の人がアサインになる可能性が高いためです。
アベイラブルにならないためにするべきことは?
アベイラブルにならないためにするべきことは以下の通り。
このように、アベイラブルになりやすい特徴と逆のことをすることによって、アベイラブルになる可能性を下げることができます。
アベイラブル期間中のおすすめの過ごし方は?
アベイラブル期間中におすすめの過ごし方は以下の通り。
1つずつ説明しています。
プロジェクトの振り返り
前プロジェクトでの課題とそれに対する対策をまとめましょう。
それによって、次のプロジェクトでより良いパフォーマンスを生み出すことができます。
しっかりと振り返りをすることによって、自分の中でノウハウ化しておくことが重要です。
次プロジェクトに向けてのインプット
次プロジェクトが決まっている人は、それに向けてインプットを始めておきましょう。
コンサルタントはアサインしてから知識をインプットするのではなく、アサイン時点ですでにプロであることが求められます。
キャリアプランの見直し
前回のプロジェクトで得たことを整理して、自分のキャリアプランの方向性を改めて確認しましょう。
その上で、進みたい方向を決めて自分の希望のプロジェクトや仕事内容を決めておくことが重要です。
スキル構築
自分に必要だと思われるスキル構築に時間を使いましょう。
例えば、
などなど。
前回のプロジェクトで課題となったことを、この時間に解決するのも良い時間の使い方と言えます。
副業
副業をして収入を得ることも1つの選択です。
副業をするにしても自分の経験やスキルとして蓄積される仕事を選ぶことをおすすめしますです。
【元コンサルが教える】コンサルタントのアベイラブル期間のおすすめの過ごし方とは?のまとめ
アベイラブル期間は正直、暇に感じると思います。
ですが、その時間をどれだけ意味のある時間にできるかどうかで他のメンバーとの差は広がっていきます。
アベイラブル期間であってもしっかりと自分のためになるような時間の使い方を心がけましょう。
また、コンサル関連記事を以下にまとめていますのでこちらもご活用ください。
>>コンサル関連記事はコチラ
Discussion
New Comments
No comments yet. Be the first one!