【短時間でスッキリ!】エスカレーターの仕組みを簡単にわかるように解説した。
この記事では
- エスカレーターってどうやって動いてるの?
- エスカレーターの階段と床になる仕組みがわからない。
- エスカレーターの仕組みをざっくりと知りたい。
という方に向けて、エスカレーターの仕組みをお話ししていきます。
エスカレーターって単純そうな仕組みに見えて、意外とすごい仕組みを使っていました。
一番イメージできないのが、エスカレーターに乗る時と降りる時は平面になっていて、上がっている時は階段になっているあの仕組みですよね。
今回は、基本的なエスカレーターの仕組みと、その階段と床で形が変わる部分について詳しく説明していきます。
では早速いきましょう。
なお、この記事とほぼ同じ内容を動画でもお話ししていますので、お好きなほうでご覧ください。
エスカレーターの基本的なしくみ
早速エスカレーターの仕組みについてお話していきます。
まず基本的なところで、そもそもエスカレーターが何の力で動いているのかご存知でしょうか。
答えを言うと、
エスカレーターの中にモーターがあり、それによってエスカレーターをぐるぐると回しています。
一応、モーターとは何かを言っておくと、
です。
エスカレーターは上から下までぐるっとチェーンが回っていますので、そのチェーンにモーターを連結させることによってチェーンをぐるぐると回している、ということです。
そしてそのチェーンに私達が乗るための足場(ステップと言います)が取り付けられており、それが一緒に動くことによって、人が移動できるという仕組みなわけです。
床ができたり階段ができたりする仕組み
問題は冒頭で言っていた床になったり階段になったりする仕組みですよね。
どうすれば、同じものを床にしたり階段にしたりできるでしょうか。
これ考えてみると結構難しいです。
斜めになる傾斜の時に、階段ができるようにステップをチェーンに取り付けたとします。
ですが、これがそのまま上がっていくと床にならず凸凹になってしまいます。
難しいですよね。
ではここから答えを説明していきます。
実は、まずチェーンが2本張り巡らされています。
内側のチェーンと外側のチェーンがあり、L字のステップの端と端がそれぞれのチェーンに取り付けられています。
ステップが平面になるところは、チェーンの高さをずらしてステップが水平になるようにします。
斜面に入ったら、内側と外側のチェーンを近づけることによって、ステップを階段状にしているということです。
世界最長・最短のエスカレーター
ちなみにですが、エスカレーターで世界最長の物というのは香港にあります。
その長さは、800mあるらしいです
そして、一番短い物は日本の川崎市にあります。
プチカレーターと呼ばれてるらしいです。 超カワイイですね!!!!
エスカレーターが1つしか無いホームの謎
さらに雑学です。
駅で電車を降りて改札の方に上がっていく時に、下りのエスカレーターしかないホームってありますよね。
改札に上がるには階段しかないっていうあの状況。
って思いませんか?
その理由も調べてみました。
各駅、各時間ごとに乗車人数と降車人数と計測しています。
そして、その人数の違いに応じて、エスカレーターの上下方向を切り替えているのです。
エスカレーターが下りになっている時間帯は、単純に乗車人数よりも降車人数のほうが多いから、エスカレーターを下りにしているらしいです。
これはもう納得するしか無いですね…
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
他にも物の仕組みについての記事をまとめていますので、
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