上司が退職を引き止めてくる理由とその対処法とは?

2020年4月10日

この記事では、

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  • 上司が退職を引き止めてくる理由は?
  • 上司から退職を引き止められた時はどうしたら良い?
  • 職場にはいつ退職を伝えるべき?

という疑問に答えます。

本記事は、実際に転職を複数回成功させている著者(ぺりそん)の実際の経験を元にお話していきます。

転職をする時に大きなネックとなるのが現職の調整です。

つまり、退職することを上司などに伝えて、自分の担当だった仕事の調整をしてもらうことです。

 

場合によっては、トラブルとなり円満退職をできなくなってしまう可能性もあります。

ですが、しっかりと対策をしておくことで問題なくスムーズに退職できる可能性を高めることができます。

今回は、そのようなスムーズに退職するための対策をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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上司が退職を引き止めてくる理由とその対処法とは?

話している二人の男

あなたが上司に退職を伝えた時、高確率で上司は引き止めてくると思います。

では、なぜ上司が引き止めてくるのでしょうか。

それを把握しておくことで、こちらが考慮すべき内容かどうかを判断することができます。

上司が退職を引き止めてくる理由はパターンが2通りあり、それが以下です。

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  • 会社・上司の損を防ぐための引き止め
  • あなたのことを思っての引き止め

の内上司がどちらのパターンの理由で引き止めてきているのかはわかりません。

直接聞くことはできないので、自分で判断する必要があります。

それぞれ、具体的な理由とその対処法を説明していきます。

会社・上司の損を防ぐための引き止め

まず、会社・上司の損を防ぐための引き止めです。

それは以下の理由であることが多いです。

  • 上司自身の管理能力を問われてしまうため
  • 部下が辞めると上司自身の評価に響くため
  • 引き継ぎが必要になってしまうため
  • 上司自身の仕事が増えるため
  • 人員補充が必要になってしまうため

実際、あなたが会社を辞めることで会社に追加の採用コストがかかったり、上司・ほかメンバーの仕事が増えることになります。

上司としてそれを防ぎたいという気持ちになるのは、当然といっちゃ当然のことです。

この場合の対処法は、
自分が最低限するべきことをする。それ以外は無視でOK。

です。

具体的に言うと、職場になるべく迷惑をかけないように

  • 期間に余裕をもって退職を伝えておく
  • できる限りの引き継ぎを行う

です。

これさえしておけば、会社の採用コストや上司・他メンバーの負担が増えること、ましてや上司の評価のことなんて、全く無視で良いです。

その理由は、会社員が会社を退職することは自由であり、企業というのは社員が退職することを見越して経営や人員配置をしておくべきだからです。

つまり、あなたが退職をすると決めた以上、会社に負担がかかることは仕方ないことです。

それを気にして退職をとどまることは、自分の人生やキャリアにとって何の意味もありません。

会社の養分になって終わるだけです。

 

きつい言い方をすると、会社というものは

「あなたを必要としているのではなく、その担当職務をこなす会社の歯車になってくれる人」

 

を必要としているだけです。

会社によっては社員の流出を防ぐために、「家族」と言ったり、「絆」を大事にしてるアピールをしますが、

逆に言うと、そこまで社員のためを思ってくれるのならば、社員のキャリアを考えて転職を後押しすべきだと思います。

実態のない「家族」「絆」みたいなもので社員をつなぎとめる企業はブラック臭がプンプンします。

良い会社は、教育制度や給与・待遇・福利厚生など、実際に社員に還元できるものをちゃんと整えています。

自分のことを思っての引き止め

次は、あなたのことを思っての引き止めです。

具体的には、

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  • 上司として転職するよりも自社でキャリアを築いたほうが本当に良いと思っている
  • 人生の先輩として転職するのが良くないと本当に思っている

です。

この理由の場合は、一概に無視で良いとは言えません。

これらの理由の場合の対処法は、

  • なぜそう思うかしっかりと話し合う
  • 何人かの意見を聞いてみる

です。

なぜ転職よりも自社のほうが良いのか、上司の意見が本当に正しいのかどうか、しっかりと吟味しましょう。

利益を度外視して、あなたのためを思っての言葉を言ってくれている場合、その言葉が本当に正しくて、自分の判断が間違えている可能性もあります。

どの判断が正しいのか、上司の意見を踏まえてもう一度考えてみましょう。

また、その上司の意見は、ただの一意見に過ぎません。

その意見だけで判断するのは危険ですので、他の人にも意見を聞いてみましょう。

他の人と話せば、全く違う意見を聞くことができたりします。

できれば、直属の上司ではなく、別部署の上司や他の会社の先輩など、利害関係に無い人から意見を聞くのがおすすめです。

最終的にどう決断すればよいか

上司が退職を引き止めてきた時、上司の利益のために言っているのか、ほんとうに自分のためを思っていってくれてるのか、判断が難しいと思います。

それに関しては、上司の話し方の本気度や、言葉遣いを確認して、こちらで判断するしかありません。

この人は信じられると思うのならば、信じて良いでしょう。

ですがその決断は最終的に全て自分に返ってきます。

 

当たり前ですが、自分の人生の決断だからです。

ましてやキャリアについての話というのは未来の話なので、どっちが正しいのか本当のところは誰にもわかりません。

ですので、個人的には最終判断は、

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自分が後悔しないように選択する

ことが重要なのではないかと思います。

誰かの言葉を頼りに人生を決断するのではなく、自分の言葉で人生を決断していくべきです。

そうしないと、誰の言葉も聞けない場面で決断をしないといけない時に、決断できなくなってしまいます。

後悔しないように、自分で考えて・情報を集めて、正しいと思う決断をしましょう。

退職を伝えるべき正しいタイミングは?

最後に、退職をいつ伝えるのが良いのかをお話しておきます。

まず第一に、民法上は2週間前までに伝えなくてはいけないと定められています。

また、会社規定によっては、1ヶ月前という規定がある会社もあります。

ですが、理想的には、

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2ヶ月程度前までには伝えておきたい

です。

人員補充や配置見直し、引き継ぎなどに時間が必要となるため、なるべく早く伝えるようにしましょう。

確かに、退職意思というのは伝えづらいものです。

ですが、いつかは必ず伝えなくてはいけないものです。

 

それなら、一番迷惑をかけないタイミングで伝えましょう。

それが2ヶ月以上前です。

上司を呼び出して、2人で話せる場所で伝えましょう。

上司が退職を引き止めてくる理由とその対処法とは?のまとめ

いかがだったでしょうか。

退職を検討している人の参考になりましたでしょうか。

上司に退職を伝えた場合、高確率で引き止められます。

それは前提として、どういった理由で引き止めてきているのかを見極めましょう。

そして、自分が人生の選択を誤らないように、しっかりと考えて決断しましょう。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

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2020年4月10日

Posted by ぺりそん