【元市役所職員】僕が市役所を退職した流れ・手続きと辞めた理由を話します
この記事では
- 市役所を退職する流れや必要な手続きが知りたい!
- 市役所を退職した理由が知りたい!
- 市役所をスムーズに退職するコツが知りたい!
という疑問を解消します。
市役所に限りませんが仕事を退職するのはとても時間と体力・精神力が必要となります。
どのような流れで退職にいたるのかを把握せずに進めてしまうと、必要以上に無駄な体力と時間を使ってしまったり、最悪退職できないことも。
現在、市役所の退職を検討中の方は、必ず流れや手続き、またスムーズに退職するコツを把握した上で退職を進めるようにしましょう。
この記事では、市役所退職の流れと必要な手続きをまとめ、僕が退職を決めた理由や、スムーズに退職するコツまでをお話しています。
僕が市役所を退職した時の流れ・手続き
僕が市役所を退職した時の流れはこんな感じでした。
それぞれ詳しく説明していきます。
9月:退職を決意する
退職を考え始めたのは5,6月だったと思いますが、退職を決意したのは9月でした。
僕の場合は、あまり周りに相談して決めたというよりは自分の中で考えて一人で決めたという感じでした。
退職を決めた理由については、後ほどお話していきます。
ここでしっかりと決意できていたため、それ以降の退職をスムーズ進めていくことができました。
10月:退職の意志を告げる
僕が務めていた市はだいたい10月くらいに上司の人事面談がありました。
ですのでその際に、退職の意思を係長に告げたという感じです。
実際の雰囲気をお話しますと
急で申し訳ないんですが、実は転職をしようと思っています。
という感じ。
その数日後に、課長を部屋の外に呼び出し退職の意志を告げました。
僕の場合は、係長・課長がとても良い方だったので雰囲気は重くはならず、肯定的に受け止めてくれました。
ですが、人によっては引き止めて来る場合もあるので、告げる前にしっかりと自分の中で決意を固めておくことが重要です。
退職の引き止めについては、「上司が退職を引き止めてくる理由とその対処法とは?」でも詳しくお話しておりますので、こちらもご参考にしてください。
11月:人事部に退職届を提出
課長に告げた後は、人事部に退職届を提出しました。
市の共有サイトから退職届のフォーマットがダウンロードできたので、それをダウンロードして内容を記載し、人事部の担当職員に提出、という感じです。
この辺の手続きは、市によって異なることがあると思いますので、上長に告げた際や別のタイミングに確認すべきでしょう。
12~2月:普通に働く
12~2月は特にすることはなく、普通に働いていました。
ただ、上司には辞めるということを伝えているため、話している時は少し複雑な思いをお互い抱えながらの仕事となりました。
また、別の職員にも少しずつ噂は広がっていくもので、知った同僚から確認されたり、人によっては、自分から打ち明けたりということが続きました。
退職することを人に打ち明けたり、聞かれて説明するという、ここの期間が一番精神力を使います。
自分の中でしっかりと理由を明確化しておくことで、説明もスムーズになり相手を納得させることにも繋がります。
また、この辺から徐々に転職活動をスタートさせました。
3月:他職員に引き継ぎ
僕の場合は、3月の時点でいつが最終出勤日なのかということが決まっていたので、それに間に合うように、他の職員への引き継ぎを行いました。
ここは事務的に仕事の内容を説明するだけです。
引き継ぎ漏れがないように注意しましょう。
1~3月:転職活動
12月・1月くらいから本業と並行で転職活動を進めました。
平日に面接を受けないといけないこともあるため、その時は有給休暇を取得して面接を受けていました。
市役所の場合は、比較的有給休暇を取りやすい環境が多いため、転職活動はしやすいケースが多いでしょう。
3月中旬~:有給消化
そして3月中旬、最終出勤日を迎え、荷物をまとめて全て持ち帰ります。
この日に、課長と一緒に自分の係と部長に挨拶回りをしました。
僕の自治体の場合は、菓子折りはいらない雰囲気だったので無しとしました。
その後は、4月1日に向けて休暇を全力で楽しむという感じでした。
僕が市役所を辞めた理由と後悔
僕が市役所を辞めた理由は以下の理由です。
大きくこの4つの不満から市役所を退職しました。
これらの詳しいお話と退職した後、後悔があったのかどうかについては、「市役所を退職した理由、良かったことや後悔は?」でお話しているので、こちらも参考にしてください。
退職後に必要な手続き
退職に必要な手続きを以下にまとめました。
1つ1つ忘れないように進めましょう。
自治体や転職先によって必要ない場合もありますので、それぞれ確認しつつ進めましょう。
市役所をスムーズに退職するコツ
市役所をスムーズに退職するコツは以下です。
それぞれ説明していきます。
退職を告げる前に自分の中で決意を固めておく
退職を上司に告げる前に、自分の中で決意を固めておくことはとても重要です。
その理由は、引き止めにあった際や、退職手続きをすすめる中で心が揺らいでしまう可能性があるためです。
退職を踏みとどまってしまい、一度退職をほのめかしたけど結局辞めないというパターンは、その後の係の雰囲気や自分のモチベーション的に最悪です。
そうならないように、しっかりと自分の中で決意しておきましょう。
具体的には、転職する目的をしっかりと明確化しておくことです。
転職する目的については「転職の目的を明確にすることは当たり前です。絶対やってください。」でもお話していますので、こちらも参考にどうぞ。
退職理由は前向きなものにする
退職理由は前向きなものにしましょう。
その理由は、引き止めに合いにくいためです。
退職理由が後ろ向きな理由だと、引き止めるスキを与えてしまいます。
例えば、
などの理由は、配置換えや仕事内容を変えて解決するという方向になってしまう可能性があります。
そうではなく、前向きな理由なら引き止める理由が無いということになります。
例えば、
などです。
このような前向きな理由を用意しておくようにしましょう。
転職活動は早めに始めるおく
転職活動はなるべく早めに初めておくべきです。
転職する場合、本業と並行して転職活動を進める必要があるため、十分に企業調査したり吟味することができないまま転職先を決めてしまう、というパターンがよくあります。
そうならないように、なるべく早く転職活動を進めて、納得の行く転職先を決めておくことが重要です。
そうすることによって、気持ち的にも未練なく次のステップに踏み出せるようになります。
【元市役所職員】僕が市役所を退職した流れ・手続きと辞めた理由を話しますのまとめ
今退職を検討しているあなたは、少なからず不安があると思います。
できる限り退職の流れを把握し、準備を進めておくことで不安は少なくなります。
また、転職関連の記事をいかにまとめていますので、こちらもご活用ください。
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