【結論出た】人生の意味・生きる意味って何？

2021年11月16日2022年7月10日

この記事では、人生の最も大きなテーマである

「生まれてきた意味」「人生の意味」「生きる意味」

について、物心ついてから28歳の今まで幾度となく考えてきた、考える葦ことぺりそんの現時点での結論を書いていきます。

 

こういう哲学的なテーマは人を選ぶので、

と言う人は、ものの2分で眠たくなる話だと思うので注意してください。

 

僕と同じように

と言う人は参考になるかもしれません。

 

ただ注意点は、あくまでこの結論は現時点での結論だと言うことです。

僕もまだおそらく人生の4分の1程度しか生きていないので、これから答えが変わっていくことも十分にあり得ます。

 

むしろ、人によって人生の意味の考え方が異なるのが当たり前なように、自分の中でもその時々で人生の意味は異なってくるのが当たり前かもしれません。

 

今後自分の中で変化があれば更新しようと思います。

本来生物に生きてる意味なんてない

まず本来生物に生きてる意味なんてないんです。

科学や化学などを深く知れば知るほどにそう思います。

 

その理由は、

全ての物や生命は、物質の反応の結果にすぎない

からです。

詳しく説明していきます。

 

僕らが生きている理由を考えると、必然的に僕らの祖先に考えが及ぶと思います。

そのままずっと生命の起源をさかのぼっていくと、結局、宇宙の誕生まで遡ります。

 

宇宙が誕生したメカニズムは未だわからない部分がたくさんあるらしく完全には解明されていませんが、そこに意味なんてないと僕は思っています。

 

始めに何かのきっかけで宇宙の膨張が起こり、原子たちが集まり合って惑星を形成し、その惑星の上で原子が集まり徐々に生命が誕生していきました。

 

“始めの何かのきっかけ“というやつ以外は、全て、引力などの物理学や化学反応などによってもたらされ、全て一定のルールに従って動いただけです。

そこに何かの意志や意味はありません。

 

ちなみに、人によっては

と、神の意志を持ち出す人がいますが、現代は量子力学等の科学や数学によって

• 世界の全ては確率、偶然の上に成り立っている
• 完全な物は存在しない

ということが証明され、神という完全な存在が成立しないことが示されています。

 

とはいっても人の信仰は自由だし宗教によって多くの人が救われていることは事実なので、宇宙の誕生を神の意志だと言う人を非難するつもりはありませんが、あくまで僕の意見は「意味なんてない」と思っています。

 

人間を含む全ての生き物についても、その身体中で起こっている化学反応の結果、生存しているという結果があるだけです。

 

例えば

アリの身体の中で起こっている化学反応によって、アリは一定の行動プログラムに常に従っています。

そのプログラムはシンプルなので全てのルールをコンピューターのプログラムに書き起こすことが可能です。

こんな風に、アリが生きていることはただの化学反応の結果で、そこに意味はありません。

 

人間も同じように、人間の身体の全ての機関は独立していて、ただ一定の化学反応に従っているだけです。

 

ちょっとよくわからない話になってきたかもしれませんが、全ての生命は

ただたまたまそこにいただけ

であり、人間以外の生物に至っては

生きている意味なんて考えてすらいない

のです。

 

生命の進化の連続の結果、今ここにアリがいる。

ただそれだけです。

 

 

ですが唯一、複雑な社会を形成したために人類だけ脳がここまで発達し、生きている意味を考えるまでになってしまいました。

 

だから僕らは今、こんなことを考えて記事まで書いているのですが、脳が発達したことによって本来無いはずの新しい悩みが生まれ、それによって苦しめられるとは皮肉です。

この先の宇宙を考えるともっと意味ない

例えば

そういう人は生まれてきた意味がある、と感じるかもしれません。

 

ですが、宇宙規模で考えると、それも意味が無いように思えます。

 

現代の科学ではある程度この先の宇宙のシナリオが予測されています。

諸説あるのですが、その内有力なのが

ある時点で太陽が消滅

↓

人類含むほぼ全ての生命が壊滅

↓

宇宙は膨張し続け、惑星と惑星の距離がどんどん離れる

↓

各惑星同士が一切影響を及ぼさない、完全な静寂が訪れる

↓

それ以降は地球にも全ての星にも何も起きない

というシナリオです。

 

 

これを考えると、結局すべては無くなるのに

• 誰かが歴史的な発明をして人類を少し前に進めたことも
• 誰かが多くの人に平和をもたらしたことも

何の意味があるんでしょうか。

 

宇宙目線のような長いスパンで考えると、全てのことに意味なんてない

となってしまいます。

意味とは相対的な物。絶対的な意味なんてない。

ですがもっと目線を現実に戻して、例えば

僕が被災地に行ってボランティアをしたら、目の前の困っている人が感謝で涙を流してくれた

ということがあったとすると、

 

僕のその行動には間違いなく意味があると感じますよね。

 

つまり、意味とは

CHECK

誰かにとって意味がある

ということで初めて成立するということです。

 

まぁそもそも人間しか意味を感じることができませんからね。

 

ボランティアの例だと

泣いてくれたその人にとっては、僕の行動は意味があった

となります。

 

しかし例えば、

「僕の存在も知らないし、被災者の存在も知らない引きこもってポテチを食っているニート」にとって僕の行動は何の意味もありません

 

つまり、これでさらに

CHECK

生きている意味とは、その行動や存在を認知している人の範囲内でしか存在しない

ということもわかります。

 

簡単に言うと、

ってことですね。

 

こうなると、

という仮説が立ってきます。

さらに意味について考えよう

ここで１つ、思うことがあります。

先ほど僕が助けた被災者の方は、本当に喜んでいたのでしょうか？

泣いていたかもしれませんが、心の中ではどう思っているのか、実際、他人には知るすべはありません。

 

もし、まったく喜んでおらず

と思っていたとすると、

僕の行動には意味があったのでしょうか？

 

つまり

「生きる意味とは誰かに貢献すること」

だとすると、

CHECK

意味がありそうな行動をしていたとしても、相手がどう思っているかで意味があるかどうかは変わってしまう

ということです。

 

ようするに、他人に貢献するということを意味とするならば、

CHECK

他人の心はどうやってもわからないんだから、意味があるかどうかは永遠にわからない

ということになります。

 

では、生きる意味とは結局何なのでしょうか。

最終、生きる意味とは自分自身に帰結する

他人の心がどうやってもわからなくても、唯一わかることがあります。

CHECK

それは自分自身の心です。

予期せずも「我思う故に我あり」と同じ話になってきました。

 

つまり、

生きる意味とは、自分自身の心だけに関係するもの

ということです。

 

例えば

僕がボランティアをしても、被災者の方が実際喜んでくれているかどうかはわからない。

でも、ボランティアをしている自分が誇らしいという気持ちや自己肯定感や充実感は噓ではありません。

それだけは間違えようのない真実です。

 

このように自分によって良い感情を得るために人間は生きていますよね。

 

つまり、生きている意味とは

CHECK

自分自身が幸せになること

に帰結します。

 

答えが出ました。

僕らが生まれてきた理由・生きていく理由・人生の意味は「幸せになるため」

です。

 

こういうと

と言う人がいるかもしれません。

 

でも、おそらくほとんどの人は他人を見捨てて、自分だけ幸せになることはできないでしょう。

 

なぜなら人は

CHECK

他者を幸せにすることで、自分が幸せになる生き物

だからです。

 

複雑な社会性動物である人間は、助け合うことで生存してきました。

 

それによって、

• 人に共感する能力
• 協調・同調する能力

等が発達し、他人を見捨てていては幸せに感じないようにできています。

 

だから、自分が幸せになる過程において人を助けることもあるでしょう。

ですがあくまで、人生の意味は

自分が幸せになること

なのです。

 

いかがだったでしょうか。

これが僕の現時点での結論です。

 

人によって異なる意見もあると思います。

人の意見を知って気づくこともあると思います。

 

そうして自分だけの生きる意味を練り上げていってください。

 

そして良ければ僕にもあなたの生きる意味を教えてください。

楽しみにしています。では。

 

こういう哲学系の記事他にも書いてます⇨こちら