【続報】すいません。老化することに特に理由なんてなかった。

この記事は、前回記事の内容を踏まえた内容になっていますので、もしまだご覧になっていない方はこちらから読むことをおすすめします。

前回記事⇨(※続報あり)人間に寿命があるのはなぜか。老化は生物が獲得した機能だった。

 

前回、

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老化には理由がある!

みたいな感じで、カッコつけた記事を書いたのですが、

 

すいません。老化に特に理由なんてありませんでした、、

 

これは僕としてもけっこうショックでがっかりです。

まぁでも逆に嬉しい側面もあったのでそれについても話していきます。


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前回話した老化する理由を訂正

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前回、老化する理由は

CHECK

寿命という命の限界を決めることで、種の数を一定に保ち生態系のバランスを維持している

と説明しました。

さらに、

CHECK

老化があることで、ある種集団には子供・大人・年寄りが混じることになるため、

天敵や疫病等に対して、年寄りがリスクを分散させることに役立っている。

とも説明しました。

 

これらの内容は、群選択と呼ばれている内容で

すでに1950年頃から否定されている内容でした、、すいません。

 

群選択とは、

個体はその種が存続するための行動を取ったり機能を持つ。

個体は「種のため」にある、という考え方のこと。

です。

例えば

集団のみんなに食べ物が行き渡るように、自分の食べる量を減らす

等の行動です。

 

この群選択が否定されている理由は、簡単に言うと

種の存続を優先している集団の中に、個体の存続を優先する個体がいる場合、当然、個体の存続を優先する個体の方が生き残りやすく増えやすい。

その結果、種全体は個体を優先する遺伝子に染まり、種の存続を優先する遺伝子は消え去る

ということ。

 

例えば、

グループのみんなが生き残るように食べ物を分け与える心優しき群選択な個体がいたとします。

でもその中に、周りなんて気にせず自分のことだけ考えて、がめつく獲物を獲りまくる個体がいたとしたら、当然生き残るのは、がめつい方です。

そして生殖も同じようになるため、がめつい方が多く子孫を残します。

(より詳しい説明はココに載ってました。)

 

ということで、結論

CHECK

個体は個体のことだけを考えて生きる。種全体のことを考えて自分にとって不利な行動はしない。

というのが、今の生物学の常識なんです。

 

ということで、「老化は種全体のためにある」という群選択な考え方は間違った考えなのでした。すいません。

では結局、老化はなんである?

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結局老化はなぜ起こるのかというと、

CHECK

あえて老化をしている、ということはない。

今の人間の寿命の長さはたまたま。

というのが結論です。

 

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はぁ?

となるとなると思いますが、どういうことか説明していきます。

 

まず老化の根源的な原因というのは、

CHECK

DNAの損傷によるもの

です。

 

DNAの損傷というとヤバいようなことに聞こえるかもしれませんが、意外とDNAの損傷はしょっちゅう普通に起こっており、

  • 細胞分裂する時も一定数損傷
  • 自然放射線(太陽の紫外線とか)
  • 環境中の化学物質
  • レントゲン・CTスキャン

などでもDNAは日常的に損傷します。

 

ですがDNAは、

CHECK

DNAが損傷するとそこで複製をストップしてケガを修復することにエネルギーを使い始め、ケガが直ったら複製を始める

という賢い機能を持っています。

これによって生物はDNAの損傷というハードルを残り越えてきました。

 

ですが、普通はそのようにして損傷を修復するのですが、細胞分裂を限界まで繰り返し細胞内のテロメアが限界まで短くなってしまった細胞はもう修復が不可能となってしまいます。

 

そのようなケガをしているけど治すことのできない細胞を「老化細胞」と呼び、生きていると徐々に細胞内に老化細胞が溜まっていきます。

これこそが生物の「老化」なんです。

 

正常な細胞の中に老化細胞が溜まっていくと、徐々に本来すべき生理機能を実行することができなくなり、老化による諸症状を引き起こすことになります。

 

これによって現代人の多くは悩まされているわけですが、

老化細胞が溜まることは、進化の過程の人間にとって問題にはなりませんでした。

詳しく話していきます。

人間の今の寿命はどう決まった?

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老化が進化の過程で人間にとって問題にはならなかったと言いましたが、

その理由は、

CHECK

ある程度十分な数の子孫を残せたら、それ以上長生きする意味がなかったから

です。

 

生物が進化する理由というのは、それが生存のために優位に働く場合です。

人間はDNAの修復機能によってある程度の期間を生きることができ、その期間内に繁殖し子孫を繁栄できたため、それ以上長生きするように進化していかなかった

ということです。

 

 

そもそも人が今の姿に進化をした時代というのは、人が寿命で死ぬことなんてありませんでした。

天敵に食べられるか、病気や何らかの環境要因によって死ぬのが普通で、50歳くらいまで生きれば長寿という世界でした。

 

なので当時は、寿命を長くしたいなんて発想もないし、それがメリットにならない世界だったんです。

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それよりもサーベルタイガーから逃れることに必死でした。

ですので、仮に寿命が長い遺伝子の人が誕生したとしても、その遺伝子が優勢にならないので生き残っていくことはなかったんですね。

 

その結果、

CHECK

人間の今の老化による寿命(80歳~100歳くらい)は、たまたま。

ということになります。

 

本来、人間はこの年齢まで生きることはなかったので、あえてこの寿命になるように進化してきたというわけではなく、偶然これくらいだったということですね。

最新の老化研究

LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界 | デビッド・A・シンクレア, マシュー・D・ラプラント, 梶山 あゆみ |本 | 通販 | Amazon

結局、老化の理由はなんだか締まりの悪い結論でしたが、老化にこれといって理由がないということは老化を防いで寿命を伸ばすことができるかもしれない、ということでもあります。

 

科学者の間でも「老化は当たり前だ」として研究対象となってこなかった期間が長く続きましたが、
昨今、老化研究が徐々に進められ始め「老化は防ぐことができる」として抗老化研究も一部で進められています。

 

今回参考にした著書「LIFESPAN」で書かれていた内容では

CHECK

近い将来、老化を防ぎ120歳まで健康に生きることができるようになる

とあります。

様々な老化に効果のある化学物質や栄養素も見つかっていますが、残念ながらまだ製品化までは少しかかるようです。

 

老化を防ぐポイントは

CHECK

身体に適度なストレスを加える

ということです。

 

それによって、DNAの損傷を修復する機能が鍛えられ、寿命が伸びることに繋がります。

具体的におすすめされていた、生活習慣は以下。

  • 野菜や豆類や全粒の穀物を多く摂り、肉や乳製品や砂糖を控える。
  • 食べる量を減らす。体の健康な機能を保てるくらいには食物を与えるが、それ以上にはしない。
  • 一時的な断食も効果がある。
  • ホットドッグ・ソーセージ・ベーコン・ハム等の加工した赤身肉は発がん性が高い。
  • 色の濃い野菜を食べる。
  • 運動(週に6~8kmのランキングでも効果あり)
  • 身体に不快な程度の、寒いところ・暑いところに行くことも適度なストレスとなる。(寒冷地に住んでいる人は寿命が長い、サウナが効果的、等)

ということで、なるべく老化しないように健康的な生活を心がけましょうね!

以上!

本記事の中で

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  • もっと詳しく教えて欲しい

などありましたら、下記コメント欄よりいつでもご質問・ご相談お待ちしております!

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Posted by ぺりそん