僕が市役所を退職した理由とは。転職して良かったことや後悔は?
この記事は、
- 市役所を退職しようか迷っている
- 市役所を退職した人の理由が聞きたい
- 市役所から転職して良かった事や後悔が知りたい
という疑問を解消します。
市役所職員の退職を検討している方は、すでに退職した人の理由や後悔を把握した上で退職することが非常に重要です。
よくあるミスや後悔を先に把握して回避できるようにしておきましょう。
この記事では、僕が市役所を退職した理由と、転職して良かったことや後悔していることをまとめています。
市役所を退職した理由、転職して良かったことや後悔は?
市役所を退職した理由
では、まず初めに私がなぜ市役所を3年で退職したのか、お話していきます。
私が市役所を辞めた理由は大きく以下の4つです。
現在市役所勤務の人なら、共感してくださる人もいるかもしれません。
もちろん私も、市役所がこのような環境ということは百も承知で入庁しました。
入庁当時はそれで良いと思っていました。
ですが、心が変わったのは、この先の人生を改めて考え始めたからでした。
2,3年目くらいから徐々に、市役所でこの先約40年働くとしたら、
と思い始めました。
さらのそのくらいからビジネスに興味がわき始め、自分の意思で仕事を進めたいという気持ちが大きくなっていきました。
それと同時に、市役所でやっている自分の仕事への飽きと、市役所という環境への満足感が押し寄せ、転職に心が動きました。
市役所以外で働くということは、
ということです。
改めて書くと、当たり前のことですが、
市役所入庁当時は、このように気持ちが変わっていくなんて、全く予期していませんでした。
一度そのように思ってしまったら、もう自分の気持ちを押さえておくことはできず、結果、転職をすることになりました。
市役所を退職して良かったこと
市役所を退職して、現在ちょうど1年が経過しました。
今の私が思う、市役所を退職して良かったことをお話します。
市役所を退職して良かったと思うことは、以下の4つです。
これらは市役所で働いていては得ることのできなかったことです。
それぞれ詳しくお話します。
給料が上がった
まず第一に、市役所を退職して給料が上がりました。
これは退職後どんな職業に転載するかで全然違うと思いますが、私の場合は、市役所を退職後コンサル業界に転職しました。
その結果、年収で約100万アップしました。
民間企業では成果や実力によって、市役所とは比べ物にならないくらい給料があがっていくことも珍しくはないです。
給料が上がったことによって、確実に仕事に対するモチベーションも上がりました。
スキル・マインドを習得できた
次に市役所を退職して、社会人として必要なスキル・マインドを習得できました。
これも市役所退職後、どこに転職するかでぜんぜん違うと思いますが、私が転職したコンサル業界は、ハイレベルなスキルとマインドを習得できる環境でした。
このスキルやマインドは、社会人として働いていく上で不可欠なものだったので、私の人生でとても貴重な体験となりました。
今思うと、市役所で働いていた期間で、ビジネススキルやマインドとして学んだことは少なかったと感じます。
このようなスキル・マインドは仕事以外にも確実に影響を及ぼし、人生がより良くなるものです。
その意味でも、市役所を退職してスキル・マインドを習得したことは大きかったと思っています。
ちなみに、ここで得たスキルを元に書いた記事「コンサル経験者が語る、ビジネスマンが持っておきたいスキル10選!」も参考にどうぞ。
東京に住めた
次に良かったことは、東京に住めたことです。
私は地元が大阪で、勤務していたのは兵庫県でしたが、いつかは東京で仕事をしたいと思っていました。
市役所を退職して東京で就職したので、その希望を叶えることができました。
あくまでこれは私の意見ですが、
人生は一度きりなので、色々な場所や事を体験した方が楽しい人生になると思っています。
ずっと地元で人生を過ごすのも良いですが、色々な場所に住んでみるのも良いと思います。
私は東京に住んだことで、
をすることができました。
これらを通して、自分の人生観がとても深まったと思っています。
これも市役所にいては絶対にできないことです。
多くの人に出会えた
良かったことの最後は、市役所では絶対に出会えなかった多くの人に出会えたことです。
私は市役所を退職してコンサル業界にいくことで、これまで出会うことのできなかったような人たちと出会うことができました。
それまでの人生では、たとえば、東大生や年収2,3000万円の人と関わることなんて無いと思っていましたが、そのような人たちとも関わることができました。
同じ場所にとどまっているということは、同じ人と関わり続ける、ということです。
同じ人と関わり続けることは良いこともありますが、新しくINPUTされる情報量は少なくなります。
新しい場所にいくことで、新しい人と出会うことができます。
新しい人と出会うことは、新しいことを知るチャンスです。
そして、人生が変わる時というのは、新しいことを知った時です。
私は市役所を退職して新しい環境にいくことで、出会うことができて良かったと思える人と出会うことができました。
僕の人生は、ここで変わったと感じています。
市役所を退職・転職したことへの後悔
市役所を退職したことへの後悔は基本的にはありません。
ですが、強いていえば、下記の1つです。
これはその代わりに得たものもあるので、完全に後悔という感じではありませんが、強いて言えばこれという感じです。
勤務時間がのびて、プライベート時間が減った
市役所を退職してコンサルタントになったことで、勤務時間が1日に1~3時間くらいは増えました。
市役所時代は、17:30にいつもあがっていたので、それが、18:30~20:30くらいになったという感じです。
もちろん、たまにはもっと早い時もあれば遅い時もありましたが、大体はそんなもんです。
勤務時間が伸びたことでプライベート時間が減ったので、
市役所時代に比べて、
という感じになりました。
ですが、勤務時間が増えたことでその分スキルやマインドを得たり、給料が増えたりしたので、そこまで超後悔という感じではありません。
それよりも得たことのほうが大きいから、まぁしょうがないねという感じです。
市役所を退職しようか迷っている人に伝えたいこと
市役所には民間企業にあるような夢がありません。
市役所でずっと働く場合、できる行動は民間企業に比べてかなり制限されてしまいます。
私は市役所を退職して良かったと思っていますが、
市役所で働くことには、もちろんメリットもあります。
メリットとデメリットを整理した上で、自分が大切にしたいものを優先してください。
例えば、プライベートタイムや精神的な余裕などを優先したいという人は、市役所があなたにとっての最善の選択だと思います。
退職を迷っている人で、市役所は安定しているので、退職することに抵抗感があるという人も、理解できます。
ですが市役所を退職して民間企業で働くということは、危険がいっぱいの荒波の中に放り出される、ということでもありません。
例えば、仮に入社した企業が倒産したとしても、別の働き口はいくらでもあります。
それプラス、日本という国にいる時点で働けなくて死ぬということはありません。
別に会社をクビになってもいいじゃないですか。最悪、生活保護受けることになっても、そこから頑張ればいいじゃないですか。
死ななければ、いつか復活できます。
確かに、家庭があったりお子さんがいるという方は慎重に選択するべきですが、独身だったり、まだ20代の方は、全く恐れる必要がないです。
それよりも、自分が未知の世界に飛び込みたいという感情を優先すべきだと、僕は思います。
なぜなら、早い内にやっておかないと、家庭を持てばそんなことはしづらくなるからです。
できる内にやりたいことをやって、自分という人間の器を大きくする。
それがその後の人生をより良くしていくために重要なことなんだと思います。
市役所を退職した理由、良かったことや後悔は?のまとめ
今回書いたことは、あくまで私の意見なので、別の方は別の意見があると思います。
ですので、今迷っている人は、多くの人の意見を聞くべきでしょう。
その上で、自分で考えて、納得の行く結論を出してください。
よく考えた結果行動した人は、過去の行動を後悔しません。
なぜなら、それはその時考え得るベストの答えだったはずなので、それで失敗したならしょうがないからです。
人が後悔するのは、出来たはずなのにしなかった時です。
そうならないようによく考えて決断しましょう。
良い選択ができるよう応援しております。
他にも市役所職員からの転職関連記事をまとめていますので、こちらもご活用ください。
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