路上ライブで有名になれる?路上ライブの目的と効果を解説!
路上ライブをやっている人はかっこ良いですし、歌手になる手段として一番初めに思いつく手段だと思います。
この記事は、高校時代から大学在学中まで路上ライブをやってきた著者(ぺりそん)の経験をふまえて書いています。
ぜひ参考にしてみてください!
路上ライブをする目的
まず、路上ライブをしている人はなぜ路上ライブをしてるんでしょうか。
路上ライブをする人の目的は次の通りだと思います。
人によって色んな目的があるんだね。
人によってこれ以外の理由があったり、この内、複数の理由が重なっているという人も
いると思います。
それぞれ解説していきます。
路上ライブの効果
路上ライブでファンは増える?
例えば、全くファンがいない状態で初めて路上ライブをした場合、数時間路上ライブをして、立ち止まって見てくれる人は、自分が視界に入った人の内、1~5%程度だと思います。
その内、気になって、フライヤー(チラシ)を持って帰ってくれる人は更に数%となります。
路上ライブ中100人の視界に入ったとして、1人くらいがフライヤーを持って帰る、くらいの印象です。
さらに、チラシを見ても、その人がファンになってくれるかはわからないのです。
これからわかるように、私個人の意見としては、名前が売れていない・何もない状態で、路上ライブをしても、人気を出すにはかなりの時間がかかるため、歌手を目指したときにまず初めにすることは、路上ライブではないと思います。
路上ライブで度胸は付く?
私の経験上、路上ライブで度胸はつきます。
初めて路上ライブをした時は、ギターを持つ手が震え、喉が閉じていつもの半分くらいしか声が出ませんでした。
ですが、3回目くらいから徐々に慣れ始め、10回目くらいには家で歌っている時と同じように歌える状態になりました。
それからは、今だに、カラオケ等で初対面の人の前で歌うとしても、あまり緊張しません。
大勢の前で声を張り上げて、恥ずかしいことをしまくった路上ライブの経験を思い出せば、これくらい余裕だ、という気持ちになります。
また、聞いてくれた人に上手いと褒められることがあれば、自信に繋がります。
度胸をつけるという目的だけを見た場合、路上ライブ以外にも様々な方法があると思いますが、人前で歌を歌う度胸をつけたい、ということなら路上ライブは効果的だと思います。
路上ライブは楽しい?
人に歌を聞かせることが好きかどうか等、その人の性格にもよりますが、路上ライブは楽しいものです。
人が立ち止まって聞いてくれたり、声をかけてくれたときには嬉しい気持ちになります。
ただし、虚しい気持ちや悲しい気持ちになることもあります。
誰も立ち止まってくれなかったり、邪魔者扱いされたりした時は、何をしてたんだろうと、虚無感に襲われます。
路上ライブは盛り上がる?
その人のファンがどれだけいるかや、その人のパフォーマンスの質・スタイルにもよりますが、基本、路上ライブは盛り上がりません。
見てくれる人はただ黙って聞いてるだけです。手拍子してくれることも珍しいくらいです。
見てくれる人の中には、ただ待ち合わせをしている人や時間を潰しているだけの人も多くいますので、盛り上がりを求めることは難しいでしょう。
もし路上ライブをする時に、コールアンドレスポンスをする予定がある場合、ファンが見に来てくれる等、レスポンスの見込みがある時にしましょう。
レスポンスがないのに、コールアンドレスポンスをしていると盛り上がっていないことを露呈することになるので、逆効果になります。
路上ライブでお金は稼げる?
路上ライブで稼げるお金は、ほぼ無いと思ったほうが良いでしょう。
それなりに人通りの多い駅で一日路上ライブをして、1000円いけば良い方です。
見ている方にしてみても、路上ライブをしてる人がお金のためにやってるかどうかはわからないので、お金をあげることに繋がらないことが多いです。
お金目的で路上ライブをするなら、日雇いのバイトをした方が絶対にコスパが良いです。
路上ライブで有名になれる?
ファンがいない状態から、路上ライブだけをして有名になるのは、かなり難しいと思います。
実際、路上ライブをしている人は、ライブハウス等でライブをしたり、SNSを活用したり、有名になるために多くのことを同時並行でしています。
路上ライブはその時通りかかった人に、その瞬間だけアプローチできますが、SNS等に自分の歌の動画をアップロードした場合、路上ライブよりも遥かに多くの人に何度でもアプローチすることができます。
歌手を目指して間もない人は、路上ライブよりも、SNS開設・運営を優先すべきです。
効率よく最短ルートで有名になるためには、やみくもに路上ライブをするのではなく、SNSを活用し、より多くの人の目に届くように最善の策を取りましょう。
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