【一般人がホテル暮らししてみた結果】実際に生活してわかったホテル暮らしのメリットとデメリット・費用は?
この記事では
- ホテル暮らしって実際どうなの?
- 費用ってどれくらいかかるの?
- 体験した人のリアルな声が聞きたい
- ホテル暮らしのメリットが知りたい
- ホテル暮らしのデメリットが知りたい
という疑問を解消します。
ホテル暮らしに興味がある人は、実際にホテル暮らしをした時に、自分にとってメリットがあるのかどうかをしっかりと把握してから行動に移すことが重要です。
生活スタイルを変えることは、始めてしまうとなかなかすぐ元には戻せません。
もしホテル暮らしが自分に合わなかった時に長期間その環境で過ごすことになるため、お金も時間も無駄にして気分も最悪、となってしまう可能性があります。
この記事では、実際にホテル暮らしを経験した著者が、ホテル暮らしが実際どうなのかというリアルな声をお届けし、ホテル暮らしのメリットとデメリットと実際かかった費用までを公開しています。
ホテル暮らしのメリット
実際にホテル暮らしをしてみてわかったメリットは以下の通り。
性格が合う人にとっては、ホテル暮らしはメリットがとても多いです。
それぞれ1つずつ説明します。
初期費用がかからない
ホテルに泊まるときって初期費用かからないですよね。宿泊費のみ。
これもホテルに暮らすとして考えると大きなメリットです。
通常、賃貸物件を借りるときは、家賃1ヶ月分+保険料+手数料などがかかります。
ですが、ホテルはかかりません。
これだけでもまず10~20万程度お金がかからないということになります。
光熱費・水道代・Wifi代・清掃代が宿泊費に含まれている
賃貸物件を借りている場合、当たり前ですが、家賃+光熱費・水道代・Wi-fi代がかかってきますよね。
ホテルは宿泊費のみ!!
しかも、掃除もしてくれる!!
これで大体1万円~2万円程度節約できることになります。
掃除・ゴミ出ししなくて良い
ホテル暮らしの場合、ホテルによりますが、
3,4日~1週間に1回、清掃に入ってくれます。
その時にゴミも回収してもらえます。
賃貸物件の場合は、自分で掃除して自分でゴミ出し。
賃貸物件なら当たり前ですが、この労働がなくなるというのはかなり大きなメリットです。
セキュリティが安心
ホテル暮らしの場合、フロントに常に従業員さんがいてくれるので、セキュリティが安心です。
賃貸物件の場合、なにか不審なことがあっても問い合わせ先は管理会社となるので、すぐに対応してもらえないことがほとんどです。
その点、ホテル暮らしならいつでも従業員さんが対応してくれるので、深夜に何かあったときでも安心です。
立地条件が良い
ホテルは駅徒歩が近い立地が多いため、アクセスが良いことが多いです。
駅直結のホテルになれば、雨の日でも全く問題なし!
今駅から遠いお家に住んでいる方は、最高な気分になると思います。
ホテルの施設を使える
施設のサービスが充実しているホテルに泊まった場合、滞在している間ずっと活用することが出来るのでメリットが大きいです。
例えば、
などなど。
もちろん、値段によって施設のサービスがあるかどうかは変わってきますが、大浴場くらいなら安くてもついてるホテルもあります。
好きなタイミングで住む場所を変えられる
ホテル暮らしの場合、自分のタイミングで滞在する場所を変えられます。
例えば、下記のような人にはメリットが大きいです。
など。
移動する時も、荷物を減らしていればスーツケース1つくらいで移動できるので、そこまで大変ではありません。
ホテル暮らしのデメリット
逆にデメリットに感じた点は以下の通り。
やっぱり賃貸物件に比べてデメリットとなる点もあります。
ですが、ホテル暮らしをしている間に編み出した対策がいくつかあるので、それも合わせて紹介していきます。
住民票の移しどころに困る
日本の法律上、固定の家がなかったとしても、どこかしら住民登録をしている必要があります。
住民基本台帳法の記載は以下の通り。
- 転居をした日から14日以内に住民票の届け出を行うこと
- 正当な理由がなく届け出をしない場合は5万円以下の過料を科する
引用:住民基本台帳法
ですので、ホテル暮らしにする際も住民票の手続きは必要です。
人によって対応方法は違いますが、多くの方は
という方法を取っているよう。
実際、住民登録をしなかったらどうなるのかは【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーの住民票はどうする?住民税はどうしてる?で話しています。
郵便物を受け取るのが難しい場合がある
宿泊者宛の郵便物を預かっておいてくれるのかはホテルによって違います。
ホテルで預かってくれてフロントで受け取れる場合もあれば、できない場合もあります。
ですので、何か郵便物が届く際は、フロント受け取りが可能かどうか確認しておきましょう。
フロント受け取りができないホテルの場合は、以下の対策があります。
などなど。
個人的にはAmazon等はコンビニ受け取りが一番良いのかな~という印象。
絶対受け取らないと行けない郵便物がある場合や頻繁に郵便物が届く人は、私書箱を契約してもいいのかなとも思います。
私物を減らす必要がある
ホテル暮らしをする場合は、私物を減らす必要があります。
具体的にどんなものを減らすのか、代表的なものを挙げてみます。
などなど。
ホテル暮らしをする最終的にスーツケース1つくらいにまとめないといけませんので、これが大きなハードルの1つとなります。
思い出の品や捨てたくないけど生活に必要でないものは、レンタル倉庫やサマリーポケット等の荷物預かりサービスを利用すると良いです。
乾燥しやすい
ホテルは空間が広い場合が多いので、乾燥しやすいです。
対策としては
など。
これらをすれば湿度を保つことができます。
外食が多くなる
ホテル暮らしの場合、自炊できる物件が少ないため、外食や食べ物をテイクアウトして食べることが多くなります。
最近はコンビニのご飯もそこそこ美味しいですが、やっぱり外食はカロリーの高いものが多いので健康には気をつけたほうが良いです。
隣の部屋や廊下の音が聞こえる
ホテル暮らしの場合、ホテルによっては壁が薄い場合もあります。
その場合、隣の部屋や廊下から他の宿泊者の物音が聞こえてくることもあります。
ですがあまりにひどい場合は、従業員さんに連絡すると対応してくれるので、その点は安心です。
ホテル暮らしでかかった費用
僕がホテル暮らしをしていてかかった費用は以下の通り。
東京で普通に物件を借りた場合、グレードによりますが平均7~10万円以上はします。
しかも、ホテル等の料金は、光熱費・水道代・Wi-fi代が含まれているので、さらに1~2万円くらいお得です。
僕が今まで泊まってきたホテルは、たしかにグレードが高いといえるホテルではありませんが、住んでいて全く問題ないレベルのクオリティでした。(個人差はあります)
(写真やホテルの詳細は【現アドレスホッパーが全公開】アドレスホッパーがこれまでに泊まってきた宿泊先と宿泊費用を公開!(写真付き)にて話しています。)
また、ブッキングサイトのキャンペーン等を利用すれば、通常料金より安くホテルに泊まることもできます。
僕がホテル暮らししている理由
僕がホテル暮らしをしている理由を考えてみると以下の理由でした。
大きな理由はこんな感じです。
1つずつつらつらと話してみます。
ホテル暮らしの方が安いから
ホテル暮らしは「芸能人がしている」「普通に住むよりも高い」というイメージがありますが、そんなことありません。
僕がこれまで宿泊してきた施設の費用は、費用のところでもお話したとおり
という感じで安いです。
グレードを必要最低限にしてキャンペーンを利用すれば、一般人でもホテル暮らしは実現できます。
賃貸物件を借りる時の礼金と仲介手数料が馬鹿らしかったから
僕は今まで3件くらい賃貸物件を借りているのですが、賃貸物件を借りるときの初期費用が高いといつも思っていました。
特に礼金と仲介手数料。
仲介手数料はお金の理由はわかるにせよ、高すぎる。
しかも礼金ってなんだよ!なんで家の契約だけお礼のお金払わないといけないンダヨ!
って思いませんか?
ですので毎回、敷金礼金ナシの物件を選んだり、試行錯誤していたのですが、あるときもっと良い方法が浮かびました。
となったのでした。
広い家に住んでも結局持て余す事に気づいたから
多くの人は広い家に住みたいと考えると思いますが、私の場合あまりその欲求はありませんでした。
その理由は、
結局いつも家でいるポジションって決まってるよね?
1人ならそんな広いスペースいらないよね?
と感じたためです。
家族がいる方は別ですが、僕の場合、寝るスペースとPCを触るスペースがあればそれで十分だったので、そのスペースだけがある空間を選ぶことにしました。
仕事場がコロコロ変わるから
僕の職業はエンジニアなのですが、職場が数ヶ月ごとに変わります。
そのたびに、通勤時間が長くなったり短くなったりしていたので、
と思って、ホテル暮らしを選びました。
元々私物が少ないタイプだったから
僕は元々私物がそこまで多くなく、ミニマリスト気質だったので、私物を減らすことがそこまで大きなハードルになりませんでした。
日本の東京にいれば、必要な物があってもすぐに購入することが出来るので、物が少なくてもそこまでリスクになりません。
ホテル暮らしを続けてみて思ったこと・感想
最後に、ホテル暮らしを続けてみて感じていることをそのまま書いてみます。
有益情報とはならないかもしれませんが、良かったらお読みください。
今の日本で、多くの人は賃貸物件を契約して住んでいると思います。
その理由はおそらく、「それが普通だから」だと思います。
つまり、それ以外の選択肢を考えるという発想はなく、1択で賃貸物件に住んでいる人が大多数なのではないでしょうか。
実は「住むスペースを確保する」ことを目的とした手段は、賃貸物件以外にもいっぱいあるんです。
例えば、
などなど。
本当は自分にあった生活スタイルが何なのかということを検討した上で、一番適切なものを選ぶべきだと思います。
僕はその結果、ホテル暮らしやアドレスホッパーと呼ばれる生活スタイルを選んでいます。
(アドレスホッパーについては【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーとは?メリット・デメリットから宿泊費まで全公開!で話しています。)
そして、その方がコストも削減できるし、自由に使える時間が増えたし、メリットが大きかったです。
何か別の問題が発生するまでは、ホテル暮らしを続けようと思っています。
ですが、正直なことを言うと、マイノリティなので他人からの印象が悪くなっていることもあると思います。
ですので、もっと人の住環境が柔軟に選べるようになり、多様性が生まれると良いのになと思いました。
一般人がホテル暮らししてみた。実際に生活してわかったホテル暮らしのメリットとデメリットとは。のまとめ
ホテル暮らしは合う人と合わない人を選ぶと思います。
ですが、合う人にとってはとてもメリットの多い生活スタイルです。
当たり前のように賃貸物件を契約していたという方は、一度ホテル暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。
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