【業界経験者が語る】新卒なら絶対にコンサルタントになるべき!その理由は?
この記事では、
- 新卒だけど、就職先を迷っている
- コンサル業界に興味はあるけど、本当になるべきか迷っている
- 新卒だからこそコンサルになるべき理由って何があるんだろう
という人向けに書いています。
本記事は、元経営コンサルタントである著者(ぺりそん)が、自身の経験をふまえて書いています。
私は新卒ではなく前職で3年経験した後、転職してコンサルタントになったのですが、新卒でコンサルタントになっていればよかったなと思うことが多々ありました。
新卒~30歳手前くらいまでのキャリア形成はとても重要です。
その理由は、その年代の過ごし方によってその後のキャリアの方向性がある程度決まってしまうからです。
30歳以降は、基本的には自分の専門性を活かして、即戦力として戦っていかなければなりません。
そこから未経験の業界に飛び込んで新しいキャリアを築いていくということは難しいでしょう。
ですので、今新卒でこの記事を読んでいるという人は、これを機に自分の後悔しない道を選択できるように、自分のキャリアをもう一度考えてみてください!
新卒なら絶対にコンサルタントになるべき!その理由は?
ではこれより、新卒がコンサルタントになるべき理由を4つ紹介していきます。
それぞれ自分の経験を元にお話していくので、参考にしてください。
理由1:ビジネスマンとしてのベーススキルがしっかりと身につく
新卒でコンサルタントになるべき理由の1つ目は、ビジネスマンとしてのベーススキルがしっかりと身につく、ということです。
コンサル業界では、ハイレベルなパフォーマンスを求められるため、新卒で入社した際の新人教育についてもハイレベルな教育がおこなわれます。
その後、プロジェクトアサインした後のOJTも、いち早く第一線で戦えるように最短ルートで教育されていきます。
その結果、ビジネスマンとして持っておくべきマインドやベーススキルをしっかりと身につけることができます。
他の業界でも新人研修はありますが、求められている基準が全く違うため、研修の内容も全く異なります。
具体的に私の経験を話すと、
私の前職は公務員(市役所事務員)でしたが、そこでの新人研修は、Officeソフトの基本的な使い方や、マナーなどを一通り座学メインで学ぶというものでした。
それに対して、コンサルファームでの新人研修は、Officeソフトの使い方やマナーはもちろん、プログラミングや最短のテクノロジーまで、幅広く必要なものについて研修が行われました。
さらに、毎日その日の研修内容についての課題があり、その結果がランキングで貼り出されていました。
そのランキングは研修終了後のプロジェクトアサインに関係するため、みんな必死でランキングをあげようとしていました。
さらにプロジェクトアサイン後は、毎週の仕事内容・課題・反省点・解決策・所感などを週報として提出することになっており、
それに対して、先輩・上司から指摘や突っ込みが毎週入るという、厳しくも成長できる環境でした。
コンサル業界で培われるビジネススキルやマインドは、社会人として仕事をしていく上で、どこでも必要になるものです。
コンサルティングファームで仕事をした後、他業界に転職したとしてもずっと活かしていくことができるのです。
他業界を経験した上でコンサル業界に転職した等の人は、どうしても以前の環境の経験が邪魔をして、コンサルファームで教わったマインドやスキルを100%吸収することが難しいです。
そういう意味でも、新卒からの勤務経験は貴重です。
具体的にコンサル業界でどのようなスキルやマインドが身につくのか、ということは【元コンサルが解説】コンサルタントに必要なスキル必要10選!でまとめてありますので、こちらも参考にしてください。
理由2:厳しい業界からスタートすることでその後が楽になる
2つ目の理由は、厳しい業界からスタートすることでその後の社会人生活が楽になる、ということです。
新卒から入社する1社目の企業は、その人の社会人としての基準となります。
もし他の企業に転職をする場合、1社目が厳しければ、それ以降の企業がとても楽に感じると思います。
逆に、1社目がとても優しければ、それ以降の企業が一般的に普通の企業だとしても、厳しく感じてしまうことになるでしょう。
コンサル業界という厳しい業界を経験することで、それ以降の業界・企業に転職した際に、他の人よりも楽なメンタルで仕事をすることができるようになる、ということです。
私の経験をお話すると、
私は前職公務員で、とても優しい環境で育ちました。その後、コンサル業界に転職した際、その文化・厳しさの違いに、とても苦労してメンタルもかなり危ない状況になりました。
ですが、1年間コンサルトして働いた頃、クライアント企業を見ていて、とても楽そうに感じることができました。
そのクライアント企業も、市役所に比べると厳しい方だったのに、そう感じることができたのです。
その時私は、市役所ですごした3年間がもったいなく感じました。
このような思いをすることが無いように、ハイレベルな環境にできるだけ早く身を置くべきです。
一度、厳しい環境に身を置くことで、精神的にレベルアップすることができます。
これを、新卒の早い段階から経験しておくことで、その後の社会人生活が確実に良くなるでしょう。
理由3:年齢に関係なくステップアップしていける
3つ目の理由は、コンサル業界が年齢に関係なくステップアップしていける環境だからです。
一般的に日本企業は、まだ年功序列の文化があり、新人や経験の浅い社員は、昇進していくことが難しいです。
ですが、コンサルティングファームや外資系企業は、年齢に関係なく、その能力に応じて昇進していくことができます。
この環境は、新人がモチベーションを維持するのにとても良い環境なのです。
結果を出せば、毎年昇進することも可能であり、年収がどんどんあがっていくのがコンサル業界です。
私の前職の公務員時代は、結果を出しても出さなくても、昇進にはほぼ関係ありませんでした。
その結果、仕事を頑張るモチベーションが全く湧きませんでした。
「やりがい」や「社会に貢献する」ことがモチベーションになるという意見もあると思いますが、給与や昇進がモチベーションの要素になることも確実にあります。
個人的にはそっちのほうがモチベーションが上がると思っています。
具体的に、私が所属しているコンサルティングファームでは、
第2新卒(社会人経験4年目)で年収500~600万円からスタートして、毎年最低でも50~100万円は年収が上がる、という環境が用意されていました。
もちろんこれは企業によりますが、コンサル業界ではこのようなことがあるので、厳しい業界ですが夢もあります。
他業界では、新卒で入社した社会人1年目は、昇進のことなんて考えておらず、まず業務をできるようになることで精一杯の社員が普通です。
その中で、昇進を目指してどんどんモチベーションを高められる環境は、自分のキャリア形成や成長のためにもとても良い環境なのです。
理由4:自分の目指すキャリアが決めやすくなる
4つ目の理由は、自分の目指すキャリアが決めやすくなる、ということです。
総合コンサルティングファームに入社した場合、プロジェクトごとに様々な業界を経験することができます。
新卒の方は、自分が今後どの業界やどの職種で仕事をしていきたいのか、まだ明確に決まっていない人が多いと思います。
様々な業界を経験することができるコンサル業界は、それを決めるための情報を大量に知ることができます。
コンサルティングファームに勤務した人は、その後別の企業に転職する人がほとんどで、一生コンサル業界で勤務しているという人はほぼいません。
ですので、コンサル業界に就職した際は、多くの人に次の進路を決めるタイミングが来ると思います。
その際、多くの業界や知識があることで、その後のキャリアを選択しやすくなります。
自分のしたい仕事を決める上で、最も重要なものは情報です。
当たり前ですが、知っていないと選ぶこともできません。
机の上で、頭をひねって考えても自分のしたい仕事は出てきません。
世の中にどんな仕事があるのかを知ることが、もっとも重要なのです。
さらに、コンサルタントの仕事は、クライアント企業の課題を解決することです。
クライアント企業の課題とは、つまりビジネスチャンスです。
その課題を多くの企業が抱えている場合、それを解決するサービスやシステムを販売することができれば、自分で事業を立ち上げることも可能です。
そのような意味でも、コンサル業界で仕事をすることは多くの業界知識を知ることができ、コンサルタントの後のキャリア選択を有利にすすめることができるようになります。
「新卒なら絶対にコンサルタントになるべき!その理由とは?」のまとめ
いかがだったでしょうか。
新卒の方は、この記事を見てコンサル業界に興味が湧いたかもしれません。
もちろんですが、どの業界や企業にも、メリットとデメリットがあります。
それを整理して、エントリーするのかどうか考えることが重要です。
などなど、しっかりと考えた上で、目指す企業を選んでください。
しっかりと考えた上で選んだ選択は、後で後悔することがありません。
厳しいかもしれませんが、成長できたり、給与面でも夢があるのがコンサル業界です。
興味が湧いた人は、別の記事でも情報をまとめておりますので、参考にしてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
こちらでコンサルになるための記事をまとめていますので、ご活用ください。
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