【元市役所職員が語る】市役所職員のやりがい・魅力とは?リアルな仕事内容も暴露!
この記事では
- 市役所職員のやりがいが知りたい!
- 市役所職員の魅力が知りたい!
- 市役所職員のリアルな仕事内容が知りたい!
という疑問を解消します。
今市役所職員への就職をお考えの方は、必ず市役所職員のやりがいを知ったうえで就職するべきです。
それを知らずに就職してしまうと、思い描いていた理想と現実のギャップで後悔して辞めたくなってしまう可能性があります
この記事では、元市役所職員が市役所職員のやりがいや魅力をまとめ、さらに当時の実際の仕事内容を発表しました。
市役所職員のやりがいとは?
まずは市役所職員のやりがいが何かをお話していきます。
市役所職員のやりがいは以下の通り。
もちろん人によってやりがいを感じるポイントは様々ですが、多くの人がやりがいに感じるであろうというのはこの3つです。
それでは1つずつ詳しくお話していきます。
自分の仕事がまちづくりになる
市役所職員のやりがい1つ目は「自分の仕事がまちづくりになる」ということです。
まちづくりとは市をより良い市に変えていくことです。
具体的に言うと、例えば市役所職員の仕事に
などがあります。
これらの仕事をすることによって、市はより市民が生活していきやすい市になります。
例えば、より経済活動がしやすくなったり、問題を解決しやすくなったり。
また、規則を破っている人を取り締まることで、規則を守っている人がより快適になります。
このような仕事に携われることは市役所にしかないポイントだと思います。
地域住民とのコミュニケーション
市役所職員のやりがい2つ目は「地域住民とのコミュニケーション」です。
他の公務員と比べても地域住民との距離が近いのが市役所の特徴です。
特に窓口対応の仕事では、相談に来た市民の方などと直接会話をして仕事を進めていくことになります。
その際に、丁寧に対応すれば直接感謝の言葉をかけてもらえる場合もあります。
このように市役所の仕事は、自分の仕事が直接住民の方々の役に立っている、ということが実感できるので大きなやりがいとなります。
自分の仕事で市の発展に貢献できる
市役所職員のやりがい3つ目は「自分の仕事で市の発展に貢献できる」ということです。
市役所はどこの市でも様々な課題・問題を抱えています。
例えば
などなど。
これらの問題を自分の仕事で解決できた時は大きなやりがいとなります。
また、市役所では様々なイベントを開催します。
そのイベントを自分が企画・運営し、結果的に市役所の発展につながった時はやりがいを感じるでしょう。
このように市役所の問題を解決したり、市の発展に繋がる仕事ができるというのも市役所の特徴です。
市役所職員の魅力とは?
次は、市役所職員の魅力についてお話していきます。
市役所職員の魅力は以下の通り。
市役所職員の魅力はたくさんありますが、特に大きな物をピックアップするとこの5つです。
1つずつ解説していきます。
仕事が楽
市役所職員の魅力の1つ目は「仕事が楽」ということです。
これは、民間企業に比べて市役所の方が楽、ということです。
その理由は様々だと言われています。
例えば、
などなど。
また仕事内容も簡単なものが多いです。
市役所職員の仕事の多くは事務作業となりますが、複雑なものは少ないため、そういう意味でも市役所の仕事は民間に比べて楽だと言えます。
もちろん部署によっては、民間よりもキツい部署もありますのでご注意を。
詳しい話は「市役所職員って楽?」でお話しています。
ワークライフバランスが良い
市役所職員の魅力の2つ目は「ワークライフバランスが良い」ということです。
市役所の仕事は作業量が少ないため、残業が比較的少ないです。
(もちろん部署によっては残業が多い部署もあります。)
ですので、定時上がりの日がほとんどという部署もザラです。
休暇制度や福利厚生も担保されており、産休や育休を取ったり、1~2週間の休暇を取ることもできます。(部署と忙しさ具合によります)
有給は1時間単位で取ることができますし、出勤と退勤の時間をずらした時差勤務制度もあります。
結果、ワークライフバランスは良くなり、プライベートが充実します。
このように、仕事に時間を取られすぎないというのは市役所の大きな魅力の1つです。
転勤の心配が無い
市役所職員の魅力の3つ目は「転勤の心配が無い」ということです。
市役所で働く以上、仕事は基本的に市の中で完結します。
ですので、転勤の可能性がほぼ0です。
これは転勤が嫌だと言う人にとっては大きな魅力となります。
さらに、転勤がないというのは自分の人生設計を立てやすいというメリットもあります。
このように安定したライフプランを立てられるということも市役所の魅力です。
多様な業務に触れられる
市役所職員の魅力の4つ目は「多様な業務に触れられる」ということです。
多くの市役所では3年に1回の目安で部署を変わる「ジョブローテーション」を採用しています。
その結果、多くの部署での知識やスキルを得ることができます。
例えば、税、教育、インフラ、産業、ビジネス、さまざまなイベントや施設の管理など。
このように幅広い仕事を経験することで、法律関係の知識や市役所全体への理解をより深めていくことができます。
これも普通の民間企業ではあまり無い市役所の魅力です。
仕事にプライドを持てる
市役所職員の魅力の5つ目は「仕事にプライドを持てる」ということです。
市役所のどの部署で働くにしても、市役所という公的機関で働くということは胸を張れるような気持ちになり、自己肯定感が増します。
市役所は市民が必ず従わないといけない規則を作り運用する立場です。
このような影響力の大きい仕事ができるということは自分の仕事にプライドを持つことにつながります。
例えば、民間企業が一つ無くなったとしても、そのサービスや商品に需要があれば、
他の会社によって供給され、消費者にはそこまで大きな影響は無いかもしれません。
しかし公的機関が無くなることは、多大な影響を及ぼします。
このように重大な責任が伴う仕事ができるということも市役所の魅力です。
市役所職員のリアルな仕事内容とは
当時僕は保育課に所属しており、市の中の保育関連施設を管理したり補助金を支払ったりする部署で勤務していました。
そこでの主な仕事内容が以下です。
基本的に、デスクワークが8割、会議・打ち合わせが1割、外出が1割という感じでした。
それぞれの詳しい仕事内容は「市役所職員の仕事内容は?自身の経験をもとにまとめました。」に書いているのでご覧ください。
市役所職員に求めてはいけないこと
市役所職員にはやりがい・魅力がある反面、求めてはいけないこともあります。
市役所職員に求めてはいけないことは以下です。
1つずつ解説していきます。
昇進スピードの遅さ
民間企業に比べて市役所職員は昇進のスピードが遅いです。
市役所職員は他の職員よりも頑張ったり結果を出したとしても、昇進のスピードがそこまで変わりません。
基本的に年功序列の組織体制となっています。
ですので、能力に自信があったり、成果を出して昇進していきたいと考えている人は不満に感じる可能性があります。
大手には届かない年収
市役所職員の給与水準は法律で決まっており、民間企業の平均値を取るようになっています。
つまり、大手企業などの平均以上の給与水準には届かないということ。
大手企業並みの給料を望む場合は、市役所職員になってしまうと不満を感じるとことになるため気をつけましょう。
ただし徐々に副業が解禁されたり、現状でも投資系の副業は可能なので、そこで収入を増やすことはできます。
様々な仕事をこなす必要がある
市役所職員には3年で1部署を目安としたジョブローテーションがあるとお話しましたが、これはデメリットにもなります。
ジョブローテーションがあることによって新しい仕事をするため、新たな知識の習得が必要となります。
3年でやっと知識やスキルが定着して来たと思った矢先に、新しい部署に行くことになるため負担に感じる人もいます。
転職時に活用できるスキルを得られない
市役所職員の仕事は、民間企業で活用できるスキルにはならないものが多いです。
その理由は、事務仕事がほとんどだからです。
また、市役所での勤務経験は民間企業にとって魅力的に映らない場合もあるため、民間への転職が難しくない場合もあります。
【元市役所職員】市役所職員のやりがい・魅力とは?リアルな仕事内容も発表!のまとめ
どんな職業でもそうですが市役所職員もメリットとデメリットがあります。
自分の重要視するものを明確にして、市役所職員が自分に合っているのかよく考えてから職業を選択しましょう。
こちらで市役所職員になるための記事をまとめていますので、ご活用ください。
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