【元コンサルが解説】コンサルタントに必要なスキル必要10選!

2020年3月22日

 

この記事では、

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  • コンサルタントにはどんなスキルが必要なの?
  • そのスキルを身につけるためにはどんな勉強方法があるの?

という疑問に答えます。

コンサルタントに必要なスキルと的確に把握し身につけておかないと、仕事がスムーズに進まなかったり、良い結果を出すことができなくなってしまいます。

 

この記事では、コンサルタントに必要なスキルをまとめ、そのスキルを身につけるための方法までをお話しています。

本記事の内容
  • コンサルタントに必要なスキルがわかる
  • スキルを身につける方法がわかる
  • 仕事で結果を出しやすくなる
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実際にコンサルタントとして働いていた経験を元にお話しますので、信頼性のある情報をお届けします。
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コンサルタントに必要なスキルとは?

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コンサルタントに必要なスキルは以下の通り。

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  • コミュニケーション力
  • 論理的思考力
  • プロジェクトマネジメント力
  • ドキュメンテーション力
  • コミットメント力
  • 情報収集能力
  • 精神力・体力
  • 業界知識
  • 業務知識・専門的知識
  • IT知識

これら以外に挙げればキリがない程、コンサルタントに必要なスキルは多いです。

 

もちろん、ファームの種類や案件の種類によって、必要となるスキルは異なってきます。

ですが、今回お話する上記のスキルはどんなコンサルタントにも必要となるスキルです。

それでは、1つずつ詳しく説明していきます。

コミュニケーション力

コンサルタントに必要となるコミュニケーション力とは具体的に以下のようなスキルです。

  • 初対面でも好印象を与えられる
  • 初対面でも短時間で打ち解けられる
  • 会話に詰まることがなく気まずい雰囲気にならない
  • 相手の意図をすぐに理解して、適切な返答ができる
  • TPOに応じた会話を選ぶことができる

打ち合わせや質疑応答など、コミュニケーション力は全ての仕事に影響を及ぼすスキルなので、特に重要なスキルです。

 

特に、コンサルタントはクライアントに気に入られて契約に繋がるという場面が多々あったり、クライアント企業の情報をコミュニケーションによってうまく取り入れていく必要があります。

その際に、コミュニケーションスキルがなければお客さんも腹を割って話してくれないでしょう。

 

また、コンサルタントはプロジェクトベースの仕事なので、プロジェクトが変わる度にクライアントとの人間関係を構築していく必要があります。

つまり、新たに1からコミュニケーションを取る機会が他の仕事よりも多いです。

 

クライアントに受け入れてもらえていないと、どれだけ良い意見を出しても聞き入れてもらえません

つまり、コンサルタントに必要なのはまずクライアントに好かれることであり、その上でスキルや知識が必要となってくるということです。

論理的思考力

コンサルタントには論理的思考力が必要となります。

論理的思考とは簡単に言うと、
自分の主張や行動に明確な理由を持ち、それを他人が納得できるように説明できること

です。(詳しくは論理的に考えることの重要性と具体的な方法とは?にて説明しています。)

 

コンサルタントに論理的思考力が必要な理由は、コンサルタントの仕事は全て根拠に基づいて進められていくからです。

例えば、

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  • この仕事でもっとも大きな成果を出せる方法は何か?
  • その理由は?
  • その進め方は?
  • その進め方にした理由は?
  • この資料はなぜこういうレイアウトにした?

というように、全ての発言に根拠が無いといけません。

これを構築するために必要となるのが論理的思考力ということです。

プロジェクトマネジメント力

コンサルタントにプロジェクトマネジメント力が必要な理由は、PMやPMOを任される機会が多いためです。

プロジェクトマネジメント力は、プロジェクトを問題なく完了させるために管理する能力です。

例えば

  • 課題管理
  • 進捗管理
  • 計画立案
  • 予算管理

などが該当します。

これらもコンサルタントには欠かせないスキルの1つです。

ドキュメンテーション力

コンサルタントには、ドキュメンテーション力が必要です。

簡単に言うと、
いかにクオリティの高い資料を早く作ることができるのか

ということです。

 

具体的な資料でいうと、例えば、

  • 計画書
  • 会議資料
  • 振り返り資料
  • マニュアル
  • 集計表

などです。

特に新人のうちは資料作成業務が回ってきやすく、ハイクオリティなものを求められるため、ドキュメンテーションスキルは必須のスキルとなります。

コミットメント力

コミットメント力とは、発言したことや業務を最後まで完遂させる力のことです。

コンサルタントにコミットメント力が必要な理由は

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コミットメント力は信頼性に繋がるため

です。

仕事を任せる立場からしてみると、発言したことを裏切らなかったり、最後までやりきる人に仕事を任せたいと思うのは当たり前です。

情報収集能力

コンサルタントはプロジェクトが変わるたびにその業界のプロとディスカッションする必要があるため、情報収集能力が欠かせません。

情報を収集する際には、専門的な情報を網羅的に収集する必要があります。

 

情報の種類によって、

  • デスクトップリサーチ
  • 書籍
  • インタビュー

など、方法は様々ですが、短時間で密度濃く情報収集しなければいけません。

精神力・体力

コンサル業界は仕事量が多く、激務になることもあります。

その際は、やはり体力勝負になってくるため、精神力・体力が必要です。

 

体調不良になってしまうと、単純に1人分の仕事を消化できなくなるため、プロジェクトに影響し進捗が遅れます。

なるべくどんな状況でもパフォーマンスを発揮するためには、日頃からトレーニングしておくことが重要となります。

 

コンサル業界の激務度合いについては【元コンサルタントが暴露】コンサル業界は未だに激務なのか?にて話しています。

業界知識

コンサルタントはその業界のプロに対して、解決策の提案をする立場です。

そのため、その業界について熟知している必要があります。

例えば

  • 競合はどこか
  • 市場規模はどれくらいか
  • 自社・他社はどんな戦略を取っているのか
  • 今後の成長はどうなるのか

などなど。

その業界の知識がなければ、クライアント企業に対して良い提案ができるはずがありません。

業務知識・専門的知識

個別の課題を解決するためには、クライアント企業の社員の方々が、どんな業務を行っているのかを把握しておくことが必要です。

例えば

  • 業務フロー
  • 具体的な作業内容
  • 課題点
  • 部署間の連携
  • 体制

などなど。

良い提案をするためには、クライアント企業がどのようにその業務をこなしているのかを熟知している必要があります。

IT知識

今後のコンサルティング業界において、IT知識は必須です。

その理由は、どんな経営課題を扱うにしてもITが絡んでくるためです。

例えば

  • クライアント企業でどのようなITを導入しているのか
  • IT技術によってどのような問題を解決することができるのか

などを知っていることで、より良い提案につなげることができます。

必須スキル3つを身につけるための勉強方法とは?

person writing on white notebook

それでは、ここからは紹介したスキルを身につけるための勉強方法についてお話していきます。

どれも一長一短で身につけられるものではありませんが、意識するのとしないのでは大違いです。

すぐにできるようにならなくても、少しずつでも勉強を始めてみましょう。

 

今回は、コンサルタントにとって必須スキルと言える

  • コミュニケーション力
  • 論理的思考力
  • ドキュメンテーション力

の3つについて解説していきます。

スキルを得るためのステップ

スキルを身につけるためのステップは4段階あり、それが以下です。

知る → わかる → できる → 教える

この最後までできて初めてスキルを習得したと言うことができます。
(参考リンク:https://globis.jp/article/5149)

 

ですので、基本的にはこれから紹介する勉強方法も

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知識のインプット → やってみる → 身につける

というステップになります。

それでは各スキルごとに紹介していきます。

コミュニケーションの勉強方法

書籍から学ぶ

コミュニケーション力を身につける方法の1つ目は「書籍から学ぶ」です。

コミュニケーションは全ての始まりとなる最も重要なスキルであり、身につけるのが難しいスキルでもあります。

 

コミュニケーション力は奥が深いスキルですが、一定のポイントをおさえることによって、基本のコミュニケーション力身につけることができます。

書籍でコミュニケーションがうまくなるポイントについて書かれた本を探し、興味が湧くものを選びましょう。

 

ちなみに、僕がおすすめするコミュニケーションの書籍は以下の通り。

書籍で知識をインプットしたときに大切なことが、それを実践で使えるように自分の中でノウハウにする、ということです。

つまり、自分が一番理解できる言葉に置き直して、「この時はこうする、この時はこうする」というようにまとめるということです。

それによって、知識が初めて自分で使うことのできる形になります。

 

おすすめの本の読み方については【必要な情報を抜き取れ】自己啓発・ノウハウ本の読書のコツ!にて話しています。

人と話す機会を多く持つ

コミュニケーション力をつける2つ目の方法は、「人と話す機会を多く持つ」です。

知識をインプットし自分の中でコミュニケーションはこうすればうまくいくかもというノウハウの仮説をたてることができれば、次はそれを実践しましょう。

例えば、

など、何でも良いです

とにかく、ノウハウを意識しつつ会話する機会を増やすということです。

 

なるべく、初めて話す人と話し、何回も繰り返し試しましょう。

試している内に、うまくいく時とうまくいかない時のパターンが明確になってきます。

そして、うまくいく方法が分かってくると、知識がスキルとなっていきます。

論理的思考力の勉強方法

書籍から学ぶ

論理的思考力の勉強方法の1つめは、「書籍から学ぶ」です。

書籍じゃなくてもネット上にも情報は転がっているので、初めはネット検索からでも良いでしょう。

ですがある程度ネットで調べた後は、やはり信頼性高い書籍がおすすめです。

 

書店で論理的思考力に関する本を開き、興味が湧きそうな本を選びましょう。

ちなみに、僕もおすすめの書籍を紹介しておきます。

書籍やネットから情報を学んだ後に意識してほしいことは、「インプットしただけで満足しない」ということです。

 

本を読んで知識を得たとしても、その知識は1日後にはほとんど忘れて、1ヶ月後には買ったことすら忘れている人が大半です。

本を読んだらその内容を行動に落とし込み、知識を深く定着させることが重要です。

日常生活で意識する

2つ目の方法は「日常生活で意識する」です。

ロジカルシンキングとは、「理由」を説明することと上記で説明しました。

ですので、日常生活でも、街を歩いていて目に入るものについて考えてみるなど、意識してみましょう。

例えば、

など、なんでも良いのですが理由を考えてみましょう。

自分の考えた仮説が合っているかどうかは別にして、考えることでロジカルシンキングは鍛えられていきます。

ドキュメンテーションの勉強方法

書籍から学ぶ

ドキュメンテーションの勉強方法の1つ目は「著書から学ぶ」です。

ドキュメンテーションにも押さえておくべきポイントがあり、それを意識して資料作成することにより資料の質が格段に上がります。

 

私がおすすめするドキュメンテーションの書籍は以下の通り。

これについても、知識をインプットしたらそれを実際の資料作成に活かしてください。

そうすることで身についていくのでスキルを習得したとなります。

パターンを覚える

ドキュメンテーションの勉強方法は2つ目は「パターンを覚える」です。

コンサルタントとして資料を作成する場合、ほとんどがPowerpointを使っての資料作成となります。

 

実は、Powerpointを使って作成されている資料のレイアウトは、けっこうパターンが決まっています。

例えば、

スライドサンプル

こんな感じ。

実際仕事で使うスライドは、これらを元にして微妙にアレンジしたりして作った資料が大半です。

 

これらのパターンをいくつか覚えておけば、作りたい資料の内容に沿って、

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この内容なら、このパターンだな

とわかるようになってきます。

パターンを覚えるためには、

ということが必要になります。

資料を何枚を作っている内にだんだんとできるようになっていくため、ドキュメンテーションは実践あるのみという感じです。

【元コンサルが解説】コンサルタントに必要なスキル必要10選!のまとめ

コンサルタントに必要なスキルはあげるとキリがないですが、重要なものを優先的に身につけることで早く実力をつけることができます。

モチベーションを上げるために重要なことは「必要性」です。

今の自分にとって、一番必要だと思えるものから順に身につけていってください。

 

こちらでコンサルになるための記事をまとめていますので、ご活用ください。

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2020年3月22日

Posted by ぺりそん