【元コンサルが語る!】コンサルタントになるためにはどんなスキルが必要か?

経営コンサルタント

この記事では、

  • コンサルタントになるためにはどんなスキルが必要なの?
  • そのスキルを身につけるためにはどんな勉強方法があるの?

という疑問に答えます。

本記事は、経営コンサルタントとして実際に働いていた経験のある著者(ぺりそん)の経験をふまえてお話します。

コンサル業界は厳しく、実力社会というイメージが強いですが、実際そのようなプロジェクトや企業も存在します。

ですので、就職前にスキルを高めておこうという人も多いはず。

今回は、コンサルタントになるために必要なスキルをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

【元コンサルが語る!】コンサルタントになるためにはどんなスキルが必要か?

階段の近くに立っている人

コンサルタントに求められる仕事の質や量はとてもハイレベルです。

ですので、ビジネススキルのすべてを高いレベルで身につけていることが求められます。

今回はその中でも、最も重要だと思われる3つのスキルに厳選してお伝えしたいと思います。

その他の必要なスキルについても興味がある方は、下記記事をご覧ください。

コンサル経験者が語る、ビジネスマンが持っておきたいスキル10選!

今回厳選してご紹介するスキルは以下の通り。

  • ロジカルシンキング
  • ドキュメンテーション
  • コミュニケーション

このどのスキルもコンサルタントに欠かせないものです。

この内、ロジカルシンキングとコミュニケーションについては、面接時点から試され、コンサルタントになった後にも重要となるスキルです。

そして残りのドキュメンテーションは、コンサルタントになった後確実に必要となってくるスキルとなります。

それでは、一つずつ詳しく説明していきます。

ロジカルシンキング

コンサルタントになるために必要なスキルのまず1つ目は「ロジカルシンキング」です。

日本語でいうと、「論理的思考」ですね。

ロジカルシンキングとは簡単に言うと、

自分の主張や行動に「理由」があり、それを他人が納得できるように説明できること

です。

もっと詳しくロジカルシンキングとは何か知りたい、という方は下記記事を参考にしてみてください。

論理的に考えることの重要性と具体的な方法とは?

コンサル志望なら意識したことがあるかもしれませんが、コンサルタントにとってこのスキルは必須です。

なぜ必須かというと、コンサルタントの仕事は全て根拠に基づいて進められていくからです。

例えば、

まずクライアントに支援内容の提案をする際
このような市場構造であり、クライアント企業の状況はこうです。
よって、
こういう風に支援させていただければ事業を成功させることができると考えます。

というように、理由があって主張があります。

当たり前だと思うかもしれませんが、

コンサルタントは仕事一つとっても全てロジカルに行います。

この仕事でもっとも大きな成果を出せる方法は何か?
その理由は?
その進め方は?
その進め方にした理由は?

この資料はなぜこういうレイアウトにした?
その理由は?

というように、全ての発言に理由が求められます。

ロジカルシンキングができないとその理由を考えることができません。

よって、コンサルタントにとって、ロジカルシンキングは必須のスキルとなります。

ドキュメンテーション

コンサルタントになるために必要なスキルの2つ目は、「ドキュメンテーション」です。

ドキュメンテーションとは、資料作成能力です。

いかにクオリティの高い資料を早く作ることができるのか、ということです。

コンサルタントとなった際には、このような資料を短期間で作成しなければなりません。

コンサルタントは何かにつけてすぐ資料を作成します。

  • 計画書
  • 会議資料
  • 振り返り資料
  • マニュアル
  • 集計表

などなど。

特に新人のうちは資料作成業務が回ってきやすい立場です。

そして、そのどれもハイクオリティなものを求められるため、ドキュメンテーションスキルは必須のスキルとなります。

コミュニケーション

コンサルタントになるために必要なスキルの3つ目は「コミュニケーション」です。

これは、コンサルに限らずどこの企業においても必要なスキルですが、コンサルタントには特に重要なスキルとなります。

なぜなら、コンサルタントはクライアントに気に入られないと契約を切られ仕事が無くなる可能性があるためです。

それ以外にも、外部の人間であるコンサルタントはクライアント社員と話すことによって、内部の情報をうまく取り入れていく必要があります。

その際に、コミュニケーションスキルがなければクライアントも腹を割って話してくれないでしょう。

また、コンサルタントはプロジェクトベースの仕事なので、プロジェクトが変わる度にクライアントとの人間関係を構築していく必要があります。

つまり、新たに1からコミュニケーションをとる機会が他の仕事よりも多いということです。

実際、現場でもコンサルタントの専門的な知識よりもコミュニケーションスキルの方が重要だと感じる場面は多くありました。

なぜなら、クライアントに好かれていないとどれだけ良い意見を出しても聞き入れてもらえないからです。

ですので、コンサルタントに必要なのはまずクライアントに好かれること、その上でスキルや知識が必要となってくるということです。

必須スキル3つを身につけるための勉強方法とは?

茶色の表面の上に座って本を持っている人

それでは、ここからは紹介した3つのスキルを身につけるための勉強方法についてお話していきます。

どれも一長一短で身につけられるものではありませんが、意識するのとしないのでは大違いです。

すぐにできるようにならなくても、少しずつでも勉強を始めてみましょう。

スキルを身につけるためのステップは4段階あり、それが以下です。

知る → わかる → できる → 教える

この最後までできて初めてスキルを習得したと言うことができます。
(参考リンク:知る、わかる、できる、教える(能力開発の4つのステップ))

ですので、基本的にはこれから紹介する勉強方法も

知識のインプット → やってみる → 身につける

というステップになります。

それでは各スキルごとに紹介していきます。

ロジカルシンキングの勉強方法

書籍から学ぶ

ロジカルシンキングの勉強方法は2つあり、

1つめは、「書籍から学ぶ」です。

書籍じゃなくてもネット上にも情報は転がっているので、初めはネット検索からでも良いでしょう。

ですがある程度ネットで調べた後は、やはり信頼性高い書籍がおすすめです。

私がおすすめするロジカルシンキングの書籍を3つ紹介します。

ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル (Best solution) [ 照屋華子 ]
イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」 [ 安宅和人 ]
世界一やさしい問題解決の授業 [ 渡辺健介 ]

これらの書籍は読みやすく、内容も厚いのでおすすめです!

書籍やネットから情報を学んだ後に意識してほしいことは、

インプットしただけで満足しない

ということです。

インプットしただけで満足してしまうと、本を読んで知識を得てもその知識は明日にはほとんど忘れて、1ヶ月後には買ったことすら忘れてるでしょう。

つまり、本を読んだらその内容をどう行動に落とし込むかが重要ということです。

本の内容で自分の実践できる部分はどこなのかを探しながら読みましょう。

そして、本を読んだ次の瞬間からその行動を実践してください。

そうしないと、ただお金を無駄にするだけです。

日常生活で意識する

2つ目の方法は「日常生活で意識する」です。

ロジカルシンキングとは「理由」を説明することと上記で説明しました。

ですので、日常生活でもそれを意識しましょう。

例えば、

街を歩いていると広告が目に入るはずです。
その時、あの広告は何を狙ってあのレイアウトやデザインにしたのか?と考えてみましょう。
広告の共通性やポイントについて考えることはロジカルシンキングの訓練になり、マーケティングの知識にもなります。
また、
なぜ新保町にはカレー屋が多いんだ?(この問の答え)
スタバはなんで人気なんだ?(この問の答え)
など。

なんでも良いのですが理由を考えてみましょう。

自分の考えた仮説が合っているかどうかは別にして、考えることでロジカルシンキングは鍛えられていきます。

自分の生活の中で考える癖をつけて自然に考えるようになれば、かなりロジカルシンキングは身についてきているでしょう。

ドキュメンテーションの勉強方法

書籍から学ぶ

ドキュメンテーションの勉強方法は2つあり、

これも1つ目は「著書から学ぶ」です。

ドキュメンテーションにも押さえておくべきポイントがあり、それを意識して資料作成することにより資料の質が格段に上がります。

私がおすすめするドキュメンテーションの書籍は以下の通り。

マッキンゼー流図解の技術 [ ジーン・ゼラズニー ]
外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック [ 山口周 ]
PowerPoint資料作成プロフェッショナルの大原則 松上純一郎/著

このどれか1冊でも読むことで、基本を抑えられると思います!

これについても、知識をインプットしたらそれを実際の資料作成に活かしてください。

そうすることで身についていくのでスキルを習得したとなります。

パターンを覚える

ドキュメンテーションの勉強方法は2つあり、

1つ目は「パターンを覚える」です。

コンサルタントとして資料を作成する場合、ほとんどがPowerpointを使っての資料作成となります。

実は、Powerpointを使って作成されている資料のレイアウトは、けっこうパターンが決まっています。

例えば、

Powerpointスライドサンプル

こんな感じ。

実際仕事で使うスライドは、これらを元にして微妙にアレンジしたりして作った資料が大半です。

これらのパターンをいくつか覚えておけば、作りたい資料の内容に沿って、

この内容なら、このパターンだな。

とわかるようになってきます。

パターンを覚えるためには、

  • 多くの資料を見る
  • 実際に自分で資料を作成する

ということが必要になります。

資料を何枚を作っている内にだんだんとできるようになっていくため、ドキュメンテーションは実践あるのみという感じです。

コミュニケーションの勉強方法

書籍から学ぶ

これもまずは「書籍から学ぶ」です。

コミュニケーションは3つのスキルのうち一番奥が深いスキルです。

コミュニケーションを完全にマスターすることは生涯をかけてもできるかわかりません。

ですが、一定のポイントをおさえることによって、基本のコミュニケーションスキルを身につけることができます。

私がおすすめするコミュニケーションの書籍は以下の通り。

タイプがわかればうまくいく!コミュニケーションスキル 脳科学解説付き!「また会いたい」と言われる人の話し [ 谷益美 ]
<イラスト&図解>コミュニケーション大百科 [ 戸田 久実 ]
ハーバード・ビジネス・レビュー コミュニケーション論文ベスト10 コミュニケーションの教科書 [ ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 ]

どれも超ためになる名著ですので、できれば全部読んで欲しい…!です

コミュニケーションは全ての始まりとなる最も重要なスキルです。

しかも、身につけるのが難しいスキルでもあります。

ですが、学ぼうと思えば学ぶことのできるスキルです。

苦手な人も諦めるのではなくスキルアップに挑戦しましょう。

知識をインプットしたときに大切なことが
「それを実践で使えるように自分の中でノウハウにする」
ということです。

つまり、自分が一番理解できる言葉に置き直して
「この時はこうする、この時はこうする」
というようにまとめる、ということです。

それによって、知識が初めて自分で使うことのできる形になります。

人と話す機会を多く持つ

知識をインプットしたら実践です。

知識をインプットしたことで、自分の中でコミュニケーションはこうすればうまくいくかもというノウハウができていると思います。

ですので、それを実際に試せる場所を探しましょう。

例えば、

  • イベントに参加する
  • 合コンに参加する
  • 話したことのない人にも話しかけてみる

など、何でも良いです

なるべく、初めて話す人のほうが練習になるでしょう。

そして、何回も試しまくりましょう。

試す内に、うまくいく時とうまくいかない時のパターンが分かってきます

そして、うまくいく方法が分かってくると知識がスキルとなっていきます。

【元コンサルが語る!】コンサルタントになるためにはどんなスキルが必要か?のまとめ

いかがだったでしょうか。

コンサルタントになるための3つのスキルを紹介しましたが、どれも奥の深いものです。

ですので、スキル習得は簡単なものではないかもしれませんが、意識することで確実に変わっていきます。

そして、3つのスキルは全てコンサルタントになった後も活用していくものですので、コンサルタントとして働きながらスキルを磨いていってください。

この3つのスキルは、コンサルタント以外にもどこで働くにしても最重要のスキルです。

コンサルタントというハイレベルな環境でスキルを磨き、もし他の企業に行った際にはそのスキルを活かして活躍してください。

あなたが最大限活躍できるよう応援しております。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

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