【実体験】プログラマーは正直きつい…?現役のプログラマーがきついと思うことを暴露
この記事では
- プログラマーってきついの?
- プログラマーがきつい理由は?
- プログラマーの現場のリアルが知りたい
という疑問を解消します。
プログラマーに興味がある人は、必ずプログラマーの実態を知った上で就職しましょう。
そうしないと、就職した際に理想と現実の違いに直面し、後悔することになる可能性があります。
この記事では、現役プログラマーである著者が、プログラマーをやっていてきついことをまとめ、実体験を暴露したいと思います。
プログラマーってきつい?
結論から言うと、
です。
世間のプログラマーに対するイメージは実態よりも悪いことが多いです。
ですが、今のエンジニアはそのイメージとはかけ離れています。
エンジニアのイメージが悪い理由は、一昔前のプログラマーは労働環境がかなり悪く、また一部の機械オタクが就職するという職業だったため、いまだにそのイメージが残っているからです。
10~20年前に比べテクノロジーの発達にともなって、エンジニアの需要が増加してきました。
その結果、労働環境が改善されるなど、各企業がエンジニアのイメージアップに力を注いでいます。
そのかいあって、プログラマーは認知権を獲得し、今や知らない人はいないような職業となりました。
今のエンジニアの現場は、機械オタクしかいないということは全くありません。
地味目なメガネ男子もいますが、おしゃれな女子もいますし、色々な人が混在しています。
プログラマーの仕事がきつい理由は?
プログラマーの仕事がきついと言われている理由は以下のとおりです。
一般的によく言われる理由を並べてみましたが、これらはプログラマーになったら絶対に起こるというわけではありません。
こうなる可能性がある、という話です。
では、1つずつ詳しく説明します。
激務の時がある
プログラマーは開発プロジェクト単位で働く仕事ですが、そのプロジェクトによっては激務となることもあります。
激務となるプロジェクトは多くの場合、「炎上案件」と呼ばれます。
具体的に炎上案件は以下のような案件です。
などです。
このようなプロジェクトに配属されると、一人あたりの負担が大きくなります。
その結果、労働時間が伸びたり、業務量が多くなり激務となってしまいます。
炎上案件を避ける解決策は、会社員プログラマーの場合は、残念ながらほとんどありません。
会社員の場合、プロジェクトに配属されたらそこに入るしか選択肢がないため、その案件が炎上案件ならお陀仏です。
フリーランスのプログラマーの場合は、案件の状況をしっかりと確認した上で契約を決めるようにすると炎上案件を避けることができるでしょう。
労働時間が長い
プログラマーは労働時間が長くなることが多いです。
上で解説した炎上案件の場合もそうですが、業界としてそのような風潮があります。
これまでプログラマー業界は労働時間が長いことが当たり前だったため、その風潮が残っており、経営層などに労働時間を減らす意識が少ない場合が多いです。
ですが、働き方改善で残業時間の上限が45時間と決まった影響もあり、少しずつ改善されていていることも確かです。
これからプログラマーになる人は、どれくらいコンプライアンス意識が高いかは会社によりますので、就職前に会社の残業時間を確認しておくことが重要です。
給与が上がらない
プログラマーは給与が上がりづらいです。
またIT系の職業の中でも下流に属するため、元々の給与水準も低めです。
プログラマーの仕事の平均年収は約430万円です。
ただし、どれくらいの給与となるかは会社によります。
あくまで上の記載は平均ですので、会社によってはもっと給料が高かったり昇給率が高い会社もあります。
これからプログラマーとなる方は、会社の給与水準と昇給率を確認した上で就職するようにしましょう。
また、プログラマーとして経験を積みスキルを獲得した後は、フリーランスとなることで給与を大幅に上げることができます。
フリーランスのシステムエンジニアの年収は、平均で700万円から1000万円程度となっています。
今後の方向性として、フリーランスになることも視野に入れておくと良いです。
急な対応が入る時がある
クライアントから注文されていた内容に、急な変更などが入った場合、プログラマーがそれに対応する必要があります。
急な変更が入ったとしても大きな変更でなければ、納期はそのままだったりするので、プログラマーに負担がのしかかることになります。
プログラマーはクライアントあっての存在のため、クライアントの要望にはある程度と答えないといけないです。
そのように、クライアントから急な変更や、厳しい要望が入った場合に、きついと感じることがあります。
必要となる知識が多い
プログラマーは必要となる知識が多いです。
例えば
などなど、上に書いたものはほんの一部で、作るものによりますが色々な知識が必要となります。
ですので仕事をしていてわからないことに出会うことが日常茶飯事です。
それを調べたり人に聞いたりすることも仕事の一部です。
このように知識を蓄えて仕事をするということが苦手な人は、きついと感じるでしょう。
実際に働いていてきついと思ったこと
僕がプログラマーとして実際に働いていて、きついと思った経験は以下の通り。
僕はプログラマーの前職もIT系のコンサルだったので、まだきつい出来事は少なかったのですが、強いて言えばこの2つ。
詳しく話します。
調べてもわからないものはわからない。聞ける人がいなかったら終わり。
僕は未経験からプログラマーになったので、初めはもちろんわからないことだらけでした。
コーディングをしていく中で、どうすれば実装できるのかわからない時に、Googleで調べるのですが、なかなか解決しなかったり、情報が落ちてなかったりすることもあります。
その場合は人に聞くしか無いのですが、聞ける人がいないという状況になったら、もう詰みです。
僕もこれまで調べてもわからず半泣きになったことが何度もありました。
上司がハズレなら終わり。
プログラマーは自分の書いた設計書やプログラムを上司にレビューしてもらう必要があります。
その際に、上司が当たりの場合とハズレの場合で、きつさが大きく変わってきます。
上司がハズレの場合、間違っているところを指摘される場合に、単にプログラムを指摘する以外に、人格を否定されたり、マウントを取ってくる場合があります。
上司がどんな人になるのかは、正直運でしかないので、ハズレを引いてしまうとお陀仏です。
プログラマーに向いている人・向いてない人
プログラマーに向いている人は以下の通り。(過去に別記事で書いていたのでそこから引用。)
このような人は、プログラマーになってもきついと感じることが比較的少ないでしょう。
逆に、プログラマーに向いていない人は以下の通り。
このような人は、プログラマーになった後、壁にぶつかる回数が比較的多いかもしれません。
ですが、初めは誰しもできないところから成長していきますので、まずは気軽に試してみることを考えましょう。
未経験・文系でもプログラマーにはなれる?
結論から言うと、
今プログラマーの人は全員未経験からスタートしています。
また、文系でプログラマーになっている人も大勢います。
ただ、未経験でもプログラマーになれるというのは、年齢が30代前半程度以下の人に限ります。
その理由は、それ以上になると、未経験から転職できる企業がなくなっていくためです。
それ以下の年齢の方は、恐れることは何もありませんので、安心してプログラマー業界に飛び込みましょう。
【実体験】プログラマーは正直きつい…?現役のプログラマーがきつかった経験を暴露のまとめ
プログラマーは世間が思っているイメージよりもきつくないのが実態です。
世の中のイメージは20年遅れで変わっていくと言われているので、イメージが変わった後にプログラマーに人々が殺到することになります。
そうなるとたちまちプログラマーが人気職業となり、空きがなくなることも考えられるので、今のうちにプログラマーとしてスキルを構築し差をつけておくことが重要です。
下記にエンジニア関連記事をまとめているのでこちらもどうぞ。
>>エンジニア関連記事はコチラ
Discussion
New Comments
No comments yet. Be the first one!