【元市役所職員】君には適性がある?市役所職員に向いている人・向いてない人の特徴を紹介!
この記事では
- 市役所職員に向いている人・向いてない人の特徴が知りたい!
- 市役所職員に必要なスキル・能力が知りたい!
- 自分には市役所職員の適性があるのか知りたい!
という疑問を解消します。
市役所職員を志望している方は、どんな人が市役所職員に向いているのか把握した上で就職することが重要です。
それを把握せずに就職してしまうと向いていない仕事をすることになり、うまく仕事が進まなかったり成果を出せない可能性が高まります。
この記事では、市役所職員に向いている人と向いていない人をまとめました。
さらに、市役所職員に必要だと思われるスキルについてもお話しています。
市役所職員に向いている人の特徴8選
市役所職員に向いている人の特徴は以下の通り。
これらに当てはまっている人は市役所職員が向いていると言えます。
それでは1つずつ詳しく説明していきます。
定められた給料を安定して貰いたい人
市役所職員に向いている人の特徴1つ目は「並の給料を安定して貰いたい人」です。
市役所職員の給料は民間企業の給与水準と比較し決められており、実際、民間企業の平均よりは少し多い程度の水準となっています。
そして、市役所職員は不景気やリストラでクビになるという可能性はほぼ0なため、安定した職業です。
また一般的に市役所は民間企業にくらべてワークライフバランスが取りやすいとも言われています。
このように、安定した給料をもらっていきたいという性格の方は、市役所職員に向いていると言えます。
市役所職員の給料について詳しい話は「【元市役所職員が語る】市役所職員(一般事務)の年収はどれくらい?」でもしているので、コチラも参考にどうぞ。
昇進意欲の少ない人
市役所職員に向いている人の特徴2つ目は「昇進意欲の少ない人」です。
市役所職員は仕事で出した成果や結果が昇進につながることが少ないです。
基本的に年功序列の組織体制となっているため、基本的に長く勤めていれば実力に関わらず昇進していくことができます。
このように市役所職員は早いうちから昇進することが難しいという特徴があるため、昇進意欲の少ない人が向いていると言えます。
転勤が嫌いな人
市役所職員に向いている人の特徴3つ目は「転勤が嫌いな人」です。
市役所職員は基本的に職場が市役所から変わることはありません。
つまり、転勤のリスクがほぼ0です。
それに対して民間企業は大企業であるほど転勤のリスクがつきものです。
ですので、転勤をしたくないという人も市役所職員に向いていると言えます。
勉強が苦でない人
市役所職員に向いている人の特徴4つ目は「勉強が苦でない人」です。
市役所では、3年に1回の目安で部署を変わる「ジョブローテーション」を採用している市が多いです。
つまりその度に新しい仕事や知識を習得する必要があります。
それを負担に感じることがなく、習得していける人は市役所職員の適性があると言えるでしょう。
仕事にやりがいを求めない人
市役所職員に向いている人の特徴5つ目は「仕事にやりがいを求めない人」です。
市役所職員の仕事は事務仕事が多いことや成果が昇進に繋がりにくいため、やりがいを感じられないと言われることがあります。
ですが、市役所職員は休暇をしっかりと取れるなどワークライフバランスを取りやすいとも言われています。
ですので、仕事を仕事と割り切り、仕事にはやりがいを求めないという人は市役所職員に向いている可能性があります。
ただやりがいは人によって感じ方が違うものです。
やりがいがあると言う人もいますので、詳しく知りたい方は「【元市役所職員】市役所職員のやりがい・魅力とは?リアルな仕事内容も発表!」に書いていますのでご覧ください。
単調作業が苦にならない人
市役所職員に向いている人の特徴6つ目は「単調作業が苦にならない人」です。
市役所職員の仕事は事務仕事が多く単調作業が多くなってしまいます。
例えば、
など。
このような単調作業が苦にならないという人は市役所職員には向いていると言えます。
比較的小さなコミュニティを好む人
市役所職員に向いている人の特徴7つ目は「比較的小さなコミュニティを好む人」です。
市役所職員は転勤がなく、担当によっては他の部署とも関わることの少ない仕事です。
つまり、比較的出会いが少なく知り合いが増えていかない職業と言えます。
このように小さなコミュニティの中で過ごすことが好きという方は市役所職員に向いています。
副業したいと思わない人
市役所職員に向いている人の特徴8つ目は「副業したいと思わない人」です。
市役所職員は特定の団体に利益をもたらす活動は禁止されています。
よって、基本的に副業は禁止されています。
ですので、副業をして収入を得たいと思わないという方は市役所職員には向いていると言えます。
ですが、ここ数年徐々に副業を解禁している市役所が現れています。
そもそも投資系の副業はしても問題ありませんので、市役所職員になった上で副業で収入を得る方法も探せば見つけることができるでしょう。
市役所職員に向いていない人の特徴8選
市役所職員に向いていない人の特徴は以下の通り。
簡単に言えば、市役所職員に向いている人の逆の人ということです。
これらに当てはまっている人で市役所職員を志望している方は、メリットとデメリットをよく考えてから決めるべきです。
それでは1つずつ詳しく説明していきます。
大手企業以上の給料が欲しい人
市役所職員に向いていない人の特徴1つ目は「大手企業以上の給料が欲しい人」です。
市役所職員は定められた給与水準の中でしか給与が上がっていきません。
つまり、大手企業やそれ以上でもらえるような給料を得ることは不可能です。
ですので、それくらいの給与を望むという方は市役所職員は向いていないと言えます。
昇進意欲の高い人
市役所職員に向いていない人の特徴2つ目は「昇進意欲の高い人」です。
市役所職員は仕事の成果が昇進や待遇につながりにくい職業です。
ですので、若いうちから結果を出してどんどん昇進していきたいと考えている昇進意欲の高い人には市役所職員は向かないです。
色々な地域に住んでみたい人
市役所職員に向いていない人の特徴3つ目は「色々な地域に住んでみたい人」です。
市役所職員は転勤になる可能性がほぼ0です。
ですので基本的に職場がその市内から離れることはありません。
転勤を利用したり転職することによって色々な地域に住んでみたいと考えている人は、市役所職員は向かないでしょう。
1つの仕事を専門的に続けたい人
市役所職員に向いていない人の特徴4つ目は「1つの仕事を専門的に続けたい人」です。
市役所職員になると複数の部署を数年ごとに異動していくことになります。
つまり、1つの専門的な知識が育っていきにくいということです。
ですので、専門的なスペシャリストとして仕事をしたいと考えている人は市役所職員は向いていないと言えます。
仕事にやりがいを感じたい人
市役所職員に向いていない人の特徴5つ目は「仕事にやりがいを感じたい人」です。
市役所職員の仕事はやりがいを感じにくいと言われています。
ですので、自分の仕事の成果で会社の売上を上げたり、多くのユーザーに価値を提供したりなど、仕事を通じてやりがいを感じたいと考えている人には、市役所職員は向いていない可能性があります。
ですが、市役所職員でもやりがいを感じられるという意見もあります。
これは人によって感じ方の違う部分なので、市役所職員の仕事内容をしっかりと理解して自分で判断すべきです。
クリエイティブな仕事がしたい人
市役所職員に向いていない人の特徴6つ目は「クリエイティブな仕事がしたい人」です。
市役所職員の仕事は単調作業が多いです。
ですので、アイデア出して何かを企画するようなクリエイティブな仕事は少ないです。
もちろん市のイベントを企画したり新しい制度を考えるなど、アイデアを必要とする仕事もありますが数は少ないです。
つまり、クリエイティブな仕事を求めているという人は市役所職員には向いていないと言えるでしょう。
仕事を通じて多種多様な人と出会いたい人
市役所職員に向いていない人の特徴7つ目は「仕事を通じて多種多様な人と出会いたい人」です。
市役所職員は数年ごとに部署を異動するため、そのたびに新しい人と仕事をしていくことになります。
つまり、多くの人と出会いはあります。
ですが、出会う人は当たり前ですが全員市役所職員です。
それに対して、民間企業はお客さんとの出会いや他の会社の社員との出会いなど、多種多様な出会いがあります。
ですので、仕事を通じて様々な人と出会いたいと思っている方は、市役所職員には向かないと言えるでしょう。
副業で収入を得たい人
市役所職員に向いていない人の特徴8つ目は「副業で収入を得たい人」です。
市役所職員は特定の団体の利益になるような活動は禁止されているため、投資系以外の副業が禁止されています。
ですので、副業をして稼いでいきたいと考えている方には、市役所職員は向かないと言えます。
最近徐々に副業解禁の市ができ始めていますが、まだまだ一般的に副業禁止の市が大多数です。
市役所職員になりたいけど副業をしたいという方は、志望している市が副業を禁止しているのか確認した上で決めるようにしましょう。
市役所職員に必要なスキル・能力とは
市役所職員で特に必要とされるスキルは実はあまりありません。
その理由は、市役所職員の仕事は事務作業や単調作業が多いため、そもそもスキルを必要としない仕事のほうが多いためです。
ですが、一般的にどんなビジネスマンでも必要とされているスキルをもっているにこしたことはありません。
そこで一般的に必要とされているスキルをご紹介します。
これらのスキルを全て持っている人は民間企業を含めても少ないと思います。
もちろん市役所職員においてもこれらのスキルを持っていることで、仕事が円滑に進むことは間違いないです。
1つ1つの詳しい説明は「コンサル経験者が語る、ビジネスマンが持っておきたいスキル10選!」でお話しているので参考にしてください。
【元市役所職員】市役所職員に向いている人・向いてない人の特徴を計16個紹介!のまとめ
市役所職員を志望している方は、自分が市役所職員に向いているのかどうかしっかりと判断した上で自分の将来を決めるようにしましょう。
ちなみに僕は今考えると市役所職員には向いていませんでした。
そして、やはり転職する結果となっています。
転職しても全てが無駄になる訳ではありませんが、回り道を少しでもしないようにしっかりと考えた上で進路は決めましょう。
こちらで市役所職員になるための記事をまとめていますので、ご活用ください。
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