市役所職員の筆記試験に最も楽に効率よく合格する方法を解説!
この記事では
- 市役所職員の筆記試験はどんな内容?
- なるべく楽に市役所職員の筆記試験に合格する方法は?
- 市役所職員の筆記試験の最も効率的な勉強方法は?
という疑問を解消します。
市役所職員になるためには筆記試験に合格する必要があり、筆記試験の倍率は約10倍と難関です。
ですので、まずはこの筆記試験に合格するためにしっかりと対策・準備をしておく必要があります。
また、筆記試験はかなり範囲が広いため、正しい方法で対策をしないと合格することはかなり難しいです。
この記事では、まず筆記試験の内容を確認し、最も効率的な勉強方法は何なのか等、僕が実際に合格してわかったことを説明していきます。
まず試験の内容を確認する
まずは市役所職員の筆記試験の基本的な内容を確認していきます。
※引用元:資格の総合スクールLEC東京リーガルマインド (lec-jp.com)
試験日程
試験日程は自治体や試験区分によって異なっています。
下記に記載してあるのはあくまで2021年の例なので、必ず自分の受ける試験の日程をHP等から確認しておきましょう。
その上で、そこをゴールに対策の計画を立てる必要があります。
A日程 概ね6月第3日曜日 B日程 概ね7月第2日曜日 C日程 概ね9月第3日曜日 D日程 概ね10月第3日曜日
各自治体の2021年度の日程は以下。
市役所試験日程(2021年度の場合)
試験実施日程 主な市役所 A日程 青森市・山形市・福島市・太田市・船橋市・八王子市・富山市・金沢市・福井市・岐阜市・松本市・高槻市・伊丹市・和歌山市・出雲市・松江市・呉市・高松市・高知市留米市・宮崎市・八代市 B日程 函館市・宮古市・石巻市・酒田市・牛久市・春日部市・成田市・十日町市・垣市・藤枝市・一宮市・彦根市・舞鶴市・姫路市・益田市・赤磐市・福山市・下関市・宇和島市・五島市・鹿児島市
「C日程」
北海道・東北地域 三笠市・つがる市・大船渡市・能代市・寒河江市・二本松市 関東地域 古河市・足利市・藤岡市・川越市・野田市・あきるの市・大和市 東海・中部地域 氷見市・輪島市・かほく市・甲府市・美濃市・弥富市 関西地域 八幡市・泉大津市・姫路市・大和高田市・田辺市 中国・四国地域 境港市・江津市・真庭市・東広島市・江田島市・阿南市・善通市・土佐市 九州・沖縄地域 飯塚市・唐津市・松浦市・山鹿市・津久見市・小林市・奄美市・名護市
D日程 北茨城市・行方市・あわら市・筑紫野市・由布市
※上記一覧は、2021年度試験の例です。受験の際は、必ず各自治体の受験案内をご確認ください。
試験の流れ
次に一般的な試験の流れです。
ここではC日程(9月試験)市役所試験の例として、2021年度埼玉県熊谷市/一般事務(大学卒業程度)の場合を確認します。
他の自治体では微妙に流れが違うこともありますので、こちらも必ず受験先の試験の流れをHP等から確認しておきましょう。
試験の内容
次は試験の内容です。
こちらも自治体によって試験内容が異なることがありますので注意です。
特に、専門試験があるかどうかは必ず確認しておいてください!
※資格の総合スクールLEC東京リーガルマインドより引用します。
【教養試験】
公務員として必要な一般教養について、五肢択一式の筆記試験を行います。一般的には40問出題され、文章の理解力や基本的な計算力、人文・社会・自然科学の基礎知識などが問われます。受験生の点数差がはっきりするため、各科目のしっかりとした対策が必要になります。
【論(作)文試験】
1 次試験または2 次試験のいずれかで課され、与えられた課題に対して自分の意見を記述する形式です。おおむね制限時間は60分から90分で、字数は800字から1,200字程度です。課題に即して文章をまとめる必要があるので、繰り返し文章を書く訓練をしましょう。
【面接試験】
個別面接が主流ですが、集団面接や集団討論を実施するところもありますし、面接を複数回実施することも多いです。1次試験の成績が良くても面接試験での評価が低いと採用まで至りません。公務員としての心構えや物の見方、集団生活への適性などがみられます。
【適性検査】
公務員としての適性について検査を行います。性格検査と呼ばれる場合もあります。主にクレペリンやY-G式・性格特性検査などが課されます。職務適性能力をみるためのものなので、特別な対策を取る必要はありません。
【事務能力診断検査】
公務員としての適性について検査を行います。実務をどのくらい速く、正確に習得できるかという事務適性能力をみるためのもので、知能テストに似た問題が出題されることがあります。繰り返し作業を行う簡単なものなので、一般的には特別な対策を取る必要はありません。
学科試験の詳しい内容
次にいわゆる市役所職員の筆記試験のメインである学科試験の内容を確認します。
こちらも、あくまで例であり必ずしも出題数はこの通りではない場合もあります。必ず受験する自治体のホームページで確認しましょう。
特に専門試験が課されない自治体や区分もあるので、そこは注意が必要です
※資格の総合スクールLEC東京リーガルマインドより引用します。
【教養試験】
【専門試験】
【ちょっと問題を見てみたい人用】
- 【問題1】3分でとけますか?<数的処理編>のPDFを開く
- 【問題2】覚えていますか?<社会科学編>のPDFを開く
- 【問題3】覚えていますか?<人文科学編>のPDFを開く
- 【問題4】覚えていますか?<自然科学編>のPDFを開く
試験の難易度・倍率
次は筆記試験と面接の難易度・倍率について確認しておきましょう。
※資格Timesより引用します。
市役所試験は
の2つに分かれています。
また試験レベルによっても区分されていて、
の3つがあります。
このうち多くの人が受験先として選ぶ「事務系」全般における1次試験(筆記)の倍率は10倍程度、2次試験(面接)の倍率は5倍程度です。
公務員の試験として考えると1次試験が普通~簡単レベル、それに比べると2次試験はやや高いくらいのレベルであるといえます。
引用:資格Times
なるべく楽に最短ルートで合格する方法とは
市役所試験の内容や流れについては、大体把握できたかと思います。
では、肝心のなるべく楽に最短ルートで合格する方法について説明していきます。
なるべく楽に最短ルートで合格するための重要ポイントは以下。
それぞれ説明していきます。
配点の高い科目を重点的におさえる
まず1つ目の重要ポイントは、「配点の高い科目を重点的におさえる」ということです。
先ほど、教養試験・専門試験の配分を確認したと思いますが、どちらも配点が多い科目とそうでない科目があります。
つまり、当たり前ですが
逆に言うと
ということです。
もちろん、配点の高い科目は範囲も広いのでしっかりと対策をする必要があります。
範囲が広いので継続して勉強できる環境を構築する
学科試験は範囲が広いです。
ですので、
です。
ですので、継続して少しずつ知識を定着させていく必要があります。
そのためには、勉強をしっかりと継続させること、つまり
が最も重要な要素になります。
そういう意味で独学は危険です。
かなり自分を律することのできる精神力の強い人でないと、面白くもない勉強を継続することは難しいです。
勉強を辞めてしまうとそこから記憶はどんどん失われていくので、無理やりにでも勉強をできる環境が大事なのです。
効率の良い勉強方法で勉強し無駄なことはしない
学科試験は範囲が広いので、効率よく勉強を進めるというのがとても重要となります。
知識を理解することはもちろんですが、問題を解くためのコツやポイントなども効率よく吸収し、最短ルートで学習を進めていく必要があります。
後で詳しくお話ししますが、
です。
おすすめというか正直、本当に合格したいなら絶対に使うべきです。
もちろんお金はかかりますが、それで将来の職業が決まると思えば高い物ではありません。
せいぜい将来の給料1~2か月分程度です。
詳しくお話ししていきます。
筆記試験の最も効率的な勉強方法とは
筆記試験の勉強方法は大きく分けて
の2パターンあります。
先ほども軽く話しましたが、
となります。
そう考える理由を詳しく説明します。
独学は正直無理
まず多くの人が
- 独学でいけるでしょ
- 独学で合格したって情報もけっこうあるし
- とりあえず独学でやってみようかな
と考えます。
なぜなら、
からです。
その気持ちはとてもよくわかります。
正直、僕もそう思っていました。
ですが、そのような人たちの99%が
という結末になります。
その結果、
という人がとても多いです。
ですが、その1~2か月というのはかなり貴重な期間です。
そこを初めから資格学校で勉強していれば、もっと先に進めて余裕を持って合格できます。
しかも適当に買った参考書代も無駄になります。
独学で合格したという情報もネットにはありますが、あれは本当にごくわずかです。
一通り試験内容を勉強してきた立場でわかることは
ということです。
仮に独学で継続して勉強できたとしても、それで合格できるかどうかはわかりません。
なぜなら、独学の場合
ためです。
不合格になってから
と後悔しても、その時にはもう遅いです。
就職浪人するか、別の望まない職業に進むことになってしまいます。
資格学校は高くない
資格学校にいけば、独学での心配事を全てクリアすることができます。
資格学校を使うことで
となります。
ですので正直、
です。
でも資格学校を使うことの一番怖いのは
- お金払ってもし合格できなかったらどうしよう。
- お金も失って合格もできなかったら最悪。
これですよね。
確かに、多くの資格学校で約20万円の費用が必要となります。
ですが、資格学校は過去の実績をもとに
というある程度安心できるレールを引いてくれます。
その結果、有名資格学校はほとんど合格率90%以上となっています。
独学をした場合の合格率データはありませんが、おそらく数%程度じゃないかと思います。
90%以上の合格率をGETできるのであれば、資格学校の費用は正直高い物ではないです。
就職すればたった1~2か月程度で支払える額です。
資格学校を使っても合格できない人というのは
です。
つまり、
ということです。
もちろん、絶対はありませんので
という人も少しはいると思います。
ですが、それでも資格学校にいくことによって合格する可能性が格段に上がることは確かです。
もし本当に合格したいのであれば、資格学校を使うことをおすすめします。
市役所職員の筆記試験に最も楽に効率よく合格する方法を解説!のまとめ
僕も初めは独学で行けると思っていましたが結局資格学校を使いました。
僕は早めに資格学校に切り替えられたので良かったです。
と確信している人はチャレンジしてみるもの良いかと思います。
ですが、それでもし時間を無駄にすることになりそうだと思うなら
初めから資格学校を使った方が絶対に早く学習は進みます。
では、合格できることを願っていますので、試験対策頑張ってください!
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