【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーとは?メリット・デメリットから宿泊費まで全公開!
この記事では
- アドレスホッパーって何?
- アドレスホッパーにはどんなメリットがあるの?
- アドレスホッパーってどんな家に泊まってるの?
- 実際宿泊費ってどれくらいかかるの?
という疑問を解消します。
アドレスホッパーに興味がある人は、自分がアドレスホッパーに向いているのかどうかしっかりと判断することが重要です。
そうしないとアドレスホッパーになってもメリットよりデメリットが多くなり後悔する可能性があります。
この記事では、アドレスホッパーとは何なのか、また、そのメリット・デメリットや実際のアドレスホッパーのリアルな生活を公開しています。
アドレスホッパーとは?
アドレスホッパーの意味は
となります。
この言葉は特定の機関が定義している言葉ではありません。
アドレスホッパーの第一人者とされている市橋正太郎さんが、「Address(住所)」と「Hopper(転々とする人)」を組み合わせて提唱した造語です。
昨今、テクノロジーの進化とともにシェアリングエコノミー(共有経済)が広まりつつあり、例えば、車(Anyca等)や家電(メルカリ等)などを購入するのではなく共有して利用する価値観が一般的になってきました。
その流れを受けて、Airbnb等の民泊サービスを始め、様々な住居共有サービスが増えてきています。
若者を中心に生活スタイルを変える人が増え、アドレスホッパーはここ数年で急増しているようです。
アドレスホッパーになるメリットは?
アドレスホッパーになるメリットは以下のようなものがあります。
アドレスホッパーになることは、自分の性格や仕事にマッチすればとても大きなメリットを得ることができます。
1つずつ説明します。
光熱費・水道代・Wifi代がかからない
アドレスホッパーになると、光熱費・水道代・Wifi代がかかりません。
となります。
家賃が安くすむ
アドレスホッパーになると、通常の賃貸契約よりも家賃が安くすむことが多いです。
通常の賃貸契約の場合、東京23区に住もうと思えば8~10万/月くらいはかかります。
ですが、アドレスホッパーの場合、
という感じです。
もちろん、クオリティをあげればもっと高い部屋はいくらでもありますけどね。
しかも、アドレスホッパーの場合、これが光熱費+水道代+Wifi代込みの価格なので、実質さらに1万円程度安いことになります。
タイミングによっては良い部屋に泊まれることもある
Booking.comやAirbnb等、宿泊施設予約サイトのキャンペーン等を利用すれば、タイミングによってはかなり格安で泊まることもできます。
(コチラで今までに泊まった宿泊先の画像も公開してます)
好きなタイミングで住む場所を変えられる
アドレスホッパーは決まった住所がないため、好きなタイミングで住む場所を変更できます。
ですので、例えば、職場が変わりやすい仕事の方は、職場が変わるたびにその近くにすむことが出来るので、通勤時間を常に少なくすることができます。
また、多くの場所に住んでみたいという方は、気になる土地を選んで、好きな期間満足いくまで住むことができます。
掃除しなくて良い
アドレスホッパーは基本、家の掃除をしなくて良いです。
ホテルに泊まっている場合は、ホテルによって毎日清掃や週1回清掃に入ってくれるので、自分での掃除は不必要です。
また、民泊に泊まる場合、基本、清掃は入らないので長期滞在の場合は自分で掃除することになりますが、1ヶ月以内の滞在くらいなら掃除しなくてもそこまで気になりません。
賃貸の場合、掃除って結構時間と体力を取られるので、個人的にこれはけっこう嬉しいです。
いろいろな街を楽しめる
アドレスホッパーは好きな場所に好きに住めるため、色々な土地柄を楽しむことができます。
東京の場合、どこに住んでいてもそこまで不便はしません。
さらに、地域によって有名なお店があったり、名産があったりなど個性があるので楽しいです。
賃貸の場合、数年に1か所しか地域を知ることはできないと思いますが、アドレスホッパーは短期間で何十箇所でも知ることができます。
アドレスホッパーのデメリットは?
逆にアドレスホッパーのデメリットは以下の通り。
アドレスホッパーにはもちろんデメリットも存在します。
人によってこれを大きいと捉えるか気にならないと思うかは違いますので、これらが気にならない人はアドレスホッパーに向いていると言えるでしょう。
1つずつ説明していきます。
安く済ませようとすると部屋が狭くなったり共有スペースがあったりする
例えば東京で宿泊先を選ぶ際は以下のようにクオリティが変わっていきます。
これでも分かる通り、安く済ませようとするほど一人の空間が少なくなっていきます。
他人との共有部分をどの程度許せるかは性格によりますが、人によっては大きなデメリットとなるでしょう。
ちゃんと一人部屋でプライベートを確保したいという方は、それなりの宿泊先を選ぶ必要がありますので注意しましょう。
自分に合った寝具かどうかは泊まってみないとわからない
ベッドや枕の柔らかさ等、寝具が自分に合っているかどうかは、泊まってみないとわかりません。
もし自分に合わない寝具で、かつ長期で予約している場合は最悪です。
また、写真ではきれいに撮られていても、実際に訪れてみると思ったよりクオリティが低いということもあります。
このように、自分に合う宿泊先かどうかは行ってみないとわからないというリスクがあります。
環境の変化が多い
宿泊先が変わるということは、けっこう環境の変化が大きいです。
例えば、
などなど。
このような小さな変化がけっこうありますので、慣れた土地で長く生活していきたいという性格の方にとってはデメリットになるでしょう。
宿から宿への移動が面倒
アドレスホッパーによって、1つの宿泊先にどれくらい滞在するかは人によりますが、宿が変わるたびにスーツケースを抱えて移動することになります。
荷物はリュック1つみたいな方は、そこまで負担は少ないかもしれませんが、
スーツケースを持っている人はなかなか負担が大きいです。
僕の場合は、1ヶ月単位くらいで移動をしているのでそこまで大変ではありませんが、移動頻度が多い人は大変です。
移動距離がそこまでない場合は、タクシー移動をすればすこしは回避できます。
自炊できる物件が限られている
宿泊先によって、自炊できるスペースや家具がない物件があります。
ホテルの場合はほぼ自炊できませんし、Airbnbの場合も自炊できない物件が多いです。
ですので、自炊をしたいという方にとっては、デメリットとなると思います。
私物を減らす必要がある
アドレスホッパーは私物を減らして移動しやすくする必要があります。
ですので、物を捨てられない性格の人や、生活に多くのものが必要となる方は大きなデメリットとなるでしょう。
僕が持っている厳選した私物については、「公開予定」にて話しています。
住民票の移しどころに困る
アドレスホッパーであっても、どこかしらに住民登録する必要があります。
選択肢としては
などがありますが、手続きが面倒だったり費用がかかったりするので面倒です。
詳しくは【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーの住民票はどうする?住民税はどうしてる?にてお話しています。
郵便物を受け取るのが多少難しい
宿泊先によっては、ポストがなかったりするなど、郵便物の受け取りが難しい場合があります。
ですので、通販で買い物をした時や何らかの書類が送られてくるときは、コンビニ受け取りをしたり、私書箱を契約するなど個別に対応が必要となります。
クレジットカードが作りづらい
固定の住所がない場合、クレジットカードなどの審査に通りにくいというデメリットがあります。
ですので、アドレスホッパーになろうとしている方で審査系の手続きがあるという方は、住所があるうちに審査を終わらせておくことをおすすめします。
会社の申請が面倒くさい
これは会社によりますが、僕の場合、超めんどくさかった…
僕の会社の場合、住所が変わるたびに
が必要で、それプラス賃貸契約書や住民票を出す必要がありました。
住民票は実家に登録しておけば、毎回引っ越しするたびに出し直す必要はないのですが、それでも申請書+添付書類を毎回出すのは超たいへん…
また、ホテルに宿泊する場合、賃貸契約書ではなく施設利用契約書が発行されるホテルが多いのですが、僕の会社の場合、それでは手当が出ないというトラブルも発生しました。
このようにけっこうめんどくさいので、会社の申請系は事前に確認しておきましょう。
アドレスホッパーの荷物・持ち物は?
アドレスホッパーは荷物を最低限にすることは不可欠です。
僕の今の荷物も最低限に減らしています。
詳しくは【現役アドレスホッパー】アドレスホッパーの荷物・持ち物を全公開!意外と多い?で話しています。
アドレスホッパーになる際の注意点は?
アドレスホッパーになろうとしている方に、経験者から注意点をお伝えします。
です。
まず、アドレスホッパーは世間のイメージが悪いです。
ホームレスかのごとく思われますので、社会的信用を落とさないように注意しましょう。
(コチラにアドレスホッパーとホームレスの違いを書いています。)
また、住民登録を故意的にしないと、過料を課されるリスクがあるのでこれも注意しましょう。
(コチラに詳しくまとめています。)
アドレスホッパーの宿泊先と費用は?
アドレスホッパーでも宿泊先は人によって色々ですが、よくあるのは下記です。
人によって、期間もまちまちで毎日ホッピングする人もいれば、数ヶ月単位で移動している人もいます。
僕が実際に泊まっていた宿泊先を公開!宿泊費用も公開!
僕はアドレスホッパーになってまだ数ヶ月ですが、これまでに泊まっていた実際の宿泊先と費用を公開します。
写真付きの詳しい記事は【現アドレスホッパーが全公開】アドレスホッパーがこれまでに泊まってきた宿泊先と宿泊費用を公開!(写真付き)にて書いています。
自分の好きな宿泊先を選べるため、自分に合ったクオリティと値段の宿を選ぶことができます。
1ヶ月ほどスパにも泊まっていましたので、気になる方はこちらの記事もどうぞ。
【SPA RESORT PRESIDENT】スパで生活してみたら快適すぎて最高のパラダイスだった
アドレスホッパーとホームレスの違いって?
アドレスホッパーとホームレスは同じようなイメージで捉えられがちですが、実際は全く違います。
アドレスホッパーとホームレスは
となります。
詳しくは、【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーとホームレスの明確な違いは?定義と実態で徹底的に比較してみた。でお話しています。
アドレスホッパーの住民票はどうする?住民税はどうしてる?
アドレスホッパーであっても、どこかに住民票を置く必要があります。
つまり、住民登録をしている自治体で税金の支払いも行っているということです。
詳しくは、【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーの住民票はどうする?住民税はどうしてる?にて解説しています。
アドレスホッパーって仕事してるの?どんな仕事してるの?
アドレスホッパーの多くは、普通に毎日仕事をしています。
アドレスホッパーに多い仕事は以下の通り。
詳しくは、【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーって仕事してるの?どんな仕事してるの?にてお話しています。
アドレスホッパーは迷惑?否定的な声はある?それについてどう思うか。
アドレスホッパーはイメージが悪いため、否定的な声もあるようです。
ですが、一昔前に比べると、近年アドレスホッパーを認める声が増えているように感じます。
実際にアドレスホッパーが世間に迷惑をかけているのか等、詳しくは【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーは迷惑?否定的な声はある?それについてどう思うか。にて話しています。
【現アドレスホッパーが語る】アドレスホッパーとは?メリット・デメリットから宿泊費まで全公開!のまとめ
アドレスホッパーは向いている人もいれば向いていない人もいます。
ですが、シェアリングエコノミーの発達や、アドレスホッパー向けのサービスも増えていっているので、時代の流れとしては今後も増えていくでしょう。
自分の性格や仕事のスタイルと合っていると思った方は、是非試してみてください。
他にもアドレスホッパー関連記事をまとめていますので、ご活用ください。
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