【ステップ5】自分のやりたい仕事を決める
この記事は、やりたい仕事を決める方法のステップ5です。
ステップ0→ステップ1~5という順番で見ることをおすすめします。
やりたい仕事はあくまで仮説
最後のステップでは「やりたい仕事」を決めることが目的です。
やりたい仕事は、これまでのステップで考えてきたものを下記のように組み合わせて決めていきます。
ですが、勘違いしてはいけないのが、
ということです。
あくまで、これは自分を分析して立てた仮説にすぎません。
ですので、今後その仮説が正しいのかどうかを検証していく必要があります。
また選んだ仕事の内容が思っていたような内容ではないことも十分あり得ます。
その場合は少しずつブラッシュアップを繰り返していく必要があります。
多くの人は仮説を立てることなく、
- なんとなく嫌だ
- なんとなく楽だ
等の理由で、転職したり仕事を選んだりしています。
これでは、いつまでたっても自分が本当にやりたい仕事には出会うことはできません。
仮説を立てることが、まずは第一歩なのです。
また、今立てた仮説が今後ずっとやりたい仕事であり続けるとは限りません。
なぜなら、あなたの好きなことが変わっていく可能性があるためです。
そのため、それに合わせてやりたい仕事は適宜調整していくものだ、と言えます。
ですが、あなたの価値観や得意なこと(才能)は大きく変わることはありません。
そこを抑えた上で、あなたの好きなことを追いかけることが重要です。
僕自身、公務員の時に仮設を立てコンサルタントに転職しましたが、その後ITエンジニアに転職し、今後さらに別種類のコンサルタントに転職を検討しています。
このようにアジャストしていくことで理想のキャリアにたどり着くことができます。
ステップ5のワーク
好きなこと×得意なこと
好きなことと得意なことを掛け合わせて、やりたい仕事の候補をリストアップしましょう。
僕の場合、好きなことは
などでした。
そして、得意なことは
などでした。
これらを組み合わせると、
などがリストアップされ、さらに
説明する方法は、
が良い、ということがわかりました。
これらを仕事に落とし込むと
となり、幸せになる方法を仕事・キャリアに細分化すると
もリストアップすることができそうです。
では、僕の例を参考に好きなことと得意なことを組合わあわせてみてください!
ここで重要なのは、そんな仕事あるかどうかわからなくても思いつく限りたくさんリストアップすることです。
できるだけ多く候補をリストアップしてみましょう。
人生の価値観でふるいにかける
やりたい仕事の候補がリストアップできたら、それを人生の価値観で絞っていきます。
僕の場合、人生の価値観は
が強くありました。
先ほどリストアップした候補が、この価値観をちゃんと満たせているのかを考えていきます。
考える際に、その仕事が実際にあるのか、あるならどのような仕事なのか知識が必要になってきます。
そのため、適宜調べながら進めていく必要があります。
また、現在その仕事が無かったとしても、自分で作ることが可能な場合もありますので、現状その仕事がないから却下にはしないようにしましょう。
僕の場合、どう考えたかをお話しします。
まずブログ運営系は、自分の好きなペースで好きな時に書くことができるので、1つ目の価値観は満たせそうです。
またそれを見た人を良い方向に変えるような影響を与えられそうなので、2つ目もOKです。
次にライターですが、調べた結果、ライターは発注元の指示に従って文字数や内容を制限されてしまうことがわかりました。
そうなると、人に良い影響を与えられるかもしれませんが、自分の仕事内容を自分で決めたいという価値観からは外れそうです。
次は講師系です。
僕の場合大勢に対して話をするよりも1対1や少数に向けて話す方が得意なため、大勢の研修講師等はまずダメです。
調べてみると、1対1や少数で教えるような講師は仕事として現状あまりなく、その場合家庭教師になるようでした。
ですので、少数の講師業は一旦保留としました。
家庭教師は人に良い影響を与えられそうなので、2つ目の価値観はOKです。
また、教える内容がテキスト通りや決まっているとダメですが、全て自分で決められるなら1つ目の価値観も満たせるかもと思いました。
また、ギター講師やギターの家庭教師に関しては、現状そこまでのスキルが無く、すぐに仕事にはできなさそうなので一旦保留としました。
最後にコンサル系です。
ITコンサルは比較的、労働時間や仕事の内容を自分で決められるため、1つ目の価値観は大丈夫そうです。
ですが、過去の経験から、大規模プロジェクトやプロジェクトマネジメントの仕事は、成功させることができたとしても、誰か個人の人生に良い影響を与えている実感が無かったため、2つ目の価値観からはずれていると感じました。
そのため、ITコンサルをする場合、小規模のチームやプロジェクトであること、また経営者の方と深くかかわれることが条件だなと思いました。
SEはITコンサルほど個人に影響を与えらえないためダメとしました。
最後にキャリアコンサルは、人に良い影響を与えることはできそうですが、もし人材系企業の社員としてやる場合、スケジュールやコンサル内容を自由に決めることができなさそうです。
よって、自分で全て決めることができるキャリアコンサルならアリだと感じました。
僕のやりたい仕事をまとめると
となりました。
このうち、家庭教師とキャリアコンサルは企業に入社するのではなくて自分でやることが条件なため、すぐに仕事(本業)にすることは難しそうです。
また、ブログ運営も収益で食べていけるようになるまでは仕事(本業)にはなりません。
そのため、まず本業として目指すべきは
だと決まりました。
では、僕の例を参考にやってみてください!
このような感じで、リストアップした候補を絞り込むことができましたでしょうか。
絞り込めたら、実際のそのやりたい仕事を実現するためにどうすれば良いのか考えましょう。
基本的な選択肢は以下。
また、人によって異なりますが、
など、すぐには実現できないこともあると思います。
やりたい仕事を実現するにはどうすれば良いのか、計画を立てて1つずつ確実に実行していきましょう。
さいごに
これで「やりたい仕事」の見つけ方は以上です。
全てやり通せたあなたは、この記事に出会ったときよりもかなり自分のことを理解できたのではないでしょうか。
その理解は今後の人生で必ずあなたの役に立つとお約束します。
記事の中で出来なかった部分やわかりにくかった部分があれば、お気軽にご質問ください。
また、一人ではちゃんと進められる自信のない方は、サポートするサービスもありますのでご検討ください。⇨キャリア支援サービス
参考書籍👇
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