【元コンサルが語る】上司に詰められてストレスが溜まっている人必見!詰められた時の対策とメンタルの守り方とは?

2021年5月25日

詰められる ストレス

この記事では

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  • 上司に詰められてストレス溜まりまくり!
  • 詰められた時の対策が知りたい!
  • 詰められた時のメンタルの守り方やストレス解消法が知りたい!

という疑問を解消します。

 

職場で上司に詰められている人は、そのまま放置していると取り返しのつかないことになる可能性があります

放置することでストレスが蓄積し大きな病気につながったり心の病につながってしまう人も大勢います。

 

この記事では、上司に詰められた時の対処法を解説し、メンタルの守り方やストレス解消法を解説します。

本記事の内容
  • 明日から上司の詰めに悩まされることがなくなる
  • メンタル崩壊を未然に防げる
  • ストレスの解消法がわかる
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上司から詰められることが日常茶飯事のコンサル業界にいた著者が、リアルな情報をお届けします
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詰め方には良い詰めと悪い詰めがある

Good, Bad, Opposite, Choice, Choose, Decision, Positive

詰められた時の対策を話す前に、知っていてほしいことがあります。

それは、詰め方には良い詰めと悪い詰めがあるということです。

 

良い詰め方とは

  • 詰める目的がはっきりしている
  • 問題解決のための会話となっている
  • 質問が具体的である
  • 会話がどんどん次に展開していく
  • それによって部下が成長することができる
  • 決して部下の人格を否定するものではない

という特徴があります。

 

逆に、悪い詰め方とは

  • 詰める目的が詰めている上司本人もわかっていない
  • 上司のストレス解消のための会話になっている
  • 質問が抽象的すぎる
  • 会話が展開せず同じ話ばかりしている
  • それが部下の成長につながらない
  • 部下の人格を否定している

などの特徴があります。

 

つまり、良い詰め方をする上司が詰めてくる理由

CHECK
  • 部下の頭の中で曖昧な部分を明確にすること
  • 部下に新しい気づきを与えること
  • 部下のモチベーションを上げること

となります。

 

逆に、悪い詰め方をする上司が詰める理由は、

  • 自分でも理由が明確になっていない
  • ただ上司自身が気持ちよくなりたいだけ

ということです。

 

この2つの内、悪い詰めは絶対にするべきではないことですが、良い詰めはメリットも多く存在するため必ずしも良くないことではありません。

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ちなみに僕がいたコンサルファームでは、良い詰めが日常的に行われており、それが僕自身の成長につながったと思っています。

そして、上司がこのどちらかによって、こちらがするべき対策も変わってきます。

では、次にその対策を話していきます。

上司に詰められた時の対策とは?

two bisons fighting head

では、上司に詰められた時の対処法について話していきます。

上司に詰められた時の対処法は以下の通り。

CHECK
  • その結論に至った理由(ロジック)を整理しておく
  • 詰められる目的を意識して会話する
  • 相手にとって面白くない奴だとインプットさせる
  • 手っ取り早いのは転職(※でも注意点あり)

 

上で書いた対策の内、良い詰めへの対策

  • その結論に至った理由(ロジック)を整理しておく
  • 詰められる目的を意識して会話する

となり、悪い詰めへの対策

  •     詰められる目的を意識して会話する
  •     相手にとって面白くない奴だとインプットさせる

となります。

 

ですので、詰められる目的を意識して会話する」というのは、どちらの場合でも有効な対策となります。

転職はどちらも場合でもリセットできまずが、最終手段と思ってください。

では、詳しくお話していきます。

その結論に至った理由(ロジック)を整理しておく

まず、上司が詰めてくるので多いパターンに

こちらが報告したり発言した内容の中で、上司に「ん?」と思うことがあるから

というのがあります。

 

そして、それについてなぜそうなっているのかを質問してくる、というのが詰めの始まりでよくあるパターンです。

CHECK

多くの場合、上司の質問に答えることができないから詰められる、ということになっています。

つまりその対策としては

質問されても答えられるように、事前に理由(ロジック)を考えておく

ということです。

 

つまり、ちゃんと答えることができれば、それは詰めの会話ではなく、普通の質疑応答となります。

 

例えば、

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これなんでこうなってんの?
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それは〇〇だからです!
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じゃあ、~~~ってこと?
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はい。△△△は×××なので、そのように書いています。

 みたいに、ちゃんと理由を答えられるようにするには、自分の中で事前によく考えておく必要があります

 

もし、ここで答えた自分の解答が間違えていた場合は、上司はそれを指摘してくると思いますが、それによって自分の間違いが訂正されるため成長につながっていくことになります。

詰められる目的を意識して会話する

この対策は、良い詰めでも悪い詰めでもどちらもでも意識すべきです。

どちらの場合でも、

CHECK

詰めてきている上司が何を目的として会話しているのか

ということを考えながら、会話を展開させていきましょう。

 

例えば、良い詰めの場合、

  • 曖昧な部分を明確にしたいのか?
  • こちらの間違いに気づかせようとしているのか?
  • こちらのモチベーションを上げようとしているのか?

などと考え、まずはその目的を把握しましょう。

 

良い詰めの場合は、議論が明確なので目的がわかりやすいです。

 

そして、目的が把握できたら、その目的達成のために最短ルートで会話を進めていきましょう。

そうすることによって、詰められる時間をなるべく短くすることができます。

上司も伝わったと思えば、それ以上詰める必要はないので会話を切り上げてくれます。

 

この場合、上司は自分の成長のために協力してくれている、いわば味方です。

そう考えると、メンタルも守ることができます。

 

 

逆に、悪い詰めの場合であっても、

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上司の目的は何なんだろう?

と考えることが重要です。

 

ですが、悪い詰めの場合は、目的がはっきりしないことが多いため、

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よくわからんな。つまり何が言いたいんだこの人。

となると思います。

 

そうなった場合は、だらだらその会話を継続する意味はないので、相手の目的を単刀直入に確認しましょう。

具体例を出すと、

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すいません。今って僕のモチベーションを上げてくれようとしてくださってるんですよね?

などと言ってみましょう。

ようするに、

今って何のために会話してるんでしたっけ?

というのを確認したいよ、という意思を示すということです。

 

これによって上司自身も、何のために会話しているのか、ということを考える頭に切り替わってくれます。

上司の返答が

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そうだよ!

ときたら、

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ありがとうございます。次、より一層がんばりますので、もうよろしいですか?

OKです。

 

逆に

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違うよ!〇〇って言ってるんだよ!

 ときたら、

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ああ、〇〇ですね。私はこう思ってるんですが、それではダメということですよね。

などと言いましょう。

 

こうすることで、永遠続く意味のない会話ではなく、次に話を展開させることができます。

会話が展開していくと会話はいずれ終わりますし、意味のあるものになります。

相手にとって面白くない奴だとインプットさせる

最後は、相手が悪い詰めをしてくる上司の場合の対策となります。

これは上司が詰めることで自分のストレスを解消している場合など、悪質な上司の場合の話です。

 

その場合は、相手の標的にならないようにすることが重要です。

ですので対策としては

CHECK
  • 黙っているのではなく言い返す
  • 相手の痛いところを突く

などが有効です。

 

詰めることによってストレス解消しているクソな上司は、相手が黙っていることをいいことに好き放題詰めてきます。

ですので、少しでも言い返すだけで

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こいつ、めんどくさいな

となってくれます。

 

またさらに、

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  • じゃあ別の上司にそう言ってたって報告しておきますね
  • じゃ僕に〇〇をしろって言ってるってことですね?それで問題が起こったら責任とってくださいね。

など、相手の痛いところを突くようなことを言いましょう。

 

そうすることで、次から自分が標的にされる可能性が少なくなります。

 

ですが、なかなかこのような強気な態度に出るのって勇気がいりますし、メンタルに強くないとできないですよね。

それについては後でお話していきます。



手っ取り早いのは転職(※でも注意点あり)

良い詰めであっても悪い詰めであっても、精神的にストレスを感じることには違いないです。

ですので、

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もう頑張れない…

という人は無理に頑張る必要はないです。

 

転職をして人間関係・職場環境をリセットするのも1つの手段です。

ましては、徐々に転職は当たり前の価値観になってきていますので、ストレスで身体や精神を壊すくらいなら転職すべきです。

 

ただし注意点があり、ただ単に

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上司が嫌いだったのでやめました。

という理由だけだと転職がしづらくなりますので、必ずポジティブな理由も準備しておきましょう。



詰められた時のメンタルの守り方とは?

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詰められた時のメンタルの守り方は以下の通り。

CHECK
  • 自分の言いたいことを我慢しすぎない
  • いつでも会社なんてやめられるメンタルを準備しておく
  • 自分が詰められるパターンを把握する
  • 詰められた時の自分なりの対処法を準備する
  • どうしても無理なら転職する

これをすることによって、自分のメンタルを守り、成長へと向かう事ができるようになります。

長期間に渡って詰められ続けることは、精神をむしばみ成長もできない悪循環です。

では1つずつ解説します。

自分の言いたいことを我慢しすぎない

まず基本的なことですが、多くの詰められる人は、言いたいことがあっても言えず黙ってしまいます。

ですので、まずは自分の言いたいことは我慢しすぎない、ということが重要です。

 

言いたいことを少しでも言うだけで、メンタルが守られ、さらに会話が展開していくというメリットもあります。

 

でもこれって勇気がいりますよね。わかります。

そのために次の方法が重要になります。

いつでも会社なんてやめられるメンタルを準備しておく

いつでも会社なんてやめられる、と思っておきましょう。

つまり最悪を想定しておく、ということです。

 

このようなメンタルを準備しておくことで、詰められている時に上司に言い返す勇気が出てきます。

 

何か言い返して上司を怒らせたとして、会社をやめさせられたり、会社で立場がなくなってやめないといけない状況になったとします。

そうなったとしても、そこまで大きな問題でしょうか?

 

今日本は労働者が足りていません。仕事は探せばいくらでも見つかります。仕事がなくなっても失業保険や生活保護がありますので、死ぬことはありません。

 

そうなるよりも、ずっと上司に詰められ続ける人生の方が避けるべきだと思いませんか。

もちろん、これは人によって考え方が異なりますが、僕の場合はいつもこう考えて生きています。笑

自分が詰められるパターンを把握する

自分がいつも詰められるパターンはだいたい決まっていることが多いです。

そのパターンを把握しましょう。

 

そうすることで、心の準備ができますし、対策を考えるきっかけにもなります。

 

例えば、

  • 報告をした時
  • ミーティング時
  • 〇〇について話した時

などなど、いろいろなパターンが考えられます。

それを整理しておきましょう。

詰められた時の自分なりの対処法を準備する

詰められた際に、自分が太刀打ちできなくなるパターンもだいたい決まっています。

例えば

  • 初めは答えられていても、答えられない質問をされて黙ってしまって、さらに次々に質問される
  • 大きな声を出されて萎縮してしまって、その後は永遠と詰められる

などです。

 

その時に、

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もし次そうなったら、〇〇をしてみよう。

という自分なりの対処法を考えておきましょう。

 

人間は準備をしているということだけで、恐怖への耐性ができると言われています。

それを利用しましょう。

どうしても無理なら転職する

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色々と考えてみたけどやっぱりダメだ、

 という人もいるでしょう。

そのような人はそれ以上頑張る必要はありません。

 

どうしても自分に合わない環境、どうしても苦手な人、というのは必ず存在します。

 

その場合は、そこで頑張るよりも、自分の良いところを発揮できる別の環境に移動すべきです。

腐っている今の時間が、あなたの人生にとってもったいないです。

そういう時は、躊躇なく転職をしてOKです。

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詰められた時のストレス解消方法とは?

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詰められた時に溜まったストレスを解消する方法は以下の通り。

CHECK
  • 同僚など第三者に話す
  • 仕事を忘れられる環境に身を置く
  • 身体を動かす

です。

 

実体験として、僕もコンサル時代詰められることが多く、ストレスを溜めていました。

 

その時に、その上司のことを知っている第3者に相談することで、気が楽になったのを覚えています。

詰められる当事者でいる時は、客観的な目線を持ちにくくなっています。

 

ですが、客観的な意見を聞くことで、自分の状況が整理でき、ストレスの解消となります。

 

また、仕事を忘れられる環境に身を置くことも有効です。

 

例えば、遊びに行ったり、旅行に行ったり、友達とでかけたり、運動したり等です。

閉じこもっているのではなく、外に出て環境を変えることでストレス解消につながります。



ちなみに詰めるのってパワハラ・ロジハラになるの?

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パワハラとなる条件は

  1. 同じ職場で働く者に対して行われたか
  2. 職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に行われたものか
  3. 業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させるもの

引用:パワハラが成立する3つの要件と6つの行為

があるようです。

 

ですので、詰められる会話の内容によってはパワハラとなる可能性もあります。

特に、悪い詰めの場合は可能性が大きいでしょう。

 

また、

ロジハラとは、正論をつきつけることによるパワハラの一種

です。

つまりこちらも上の3条件を満たすことで該当する可能性があります。



 

【元コンサルが語る】上司に詰められてストレスが溜まっている人必見!詰められた時の対策とメンタルの守り方とは?のまとめ

詰められる場合、良い詰め・悪い詰めがあり、自分のためになる場合とならない場合があります。

それを見極めて、適切な対策を取ることが重要です。

 

大切なことは、

CHECK
  • 自分の成長につながらない詰めは避ける
  • 詰められることによってストレスを溜めすぎないようにする

ということです。

放置すると大変なことになりかねない重要な問題ですので、よく考えしっかりと対策をしましょう

他にも、仕事のストレス関連の記事をまとめていますので、こちらもご活用ください。

>>仕事のストレス関連記事

 

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2021年5月25日

Posted by ぺりそん